農業のことを知っているわけでは無いのであくまでもイメージとしてこのように表現していますが、ひとつのモデルとして地産地消型のコンテンツビジネスのしくみを考えています。

その「場」にいる人たちが創り、その「場」にいる人たちが読む(観る)仕組み。その仕組みを通じて、その「場」にいる人たちが創る喜びと読まれ観られる承認欲求を満たしながら、知識や情報を共有する仕組み。

この場合の地は、地方自治体からある趣味の集まりまで様々な規模があると思いますが、しくみはある程度共通していると思います。

これまでもそういった仕組みはありましたが、これまでと違うのは、そういったローカルコンテンツをいきなりグローバル展開できる可能性があるということでしょうか。

まだ実績としてこれだと見せられているわけでもないですが、今年はあちこち出かけて、実際にいろいろと企画してみて確信に近い形で感じます。

その共同創作コンテンツとして電子書籍がわかりやすい形で位置づけられそうです。やはりデジタルコンテンツをひとまとめにして販売できる仕組みが分かりやすいのだと思います。

課題としては電子書籍単体の制作販売では意味を成さないということですね。技術的にはウェブサイトやアプリの技術が不可欠ですし、イベント企画運営能力やなによりも「場」としての実際の箱の維持運営もポイントになってくると思います。

あと経営者としては、いかに持続性ある商売にできるのかを一番に考えなければならないので、このような中途半端な状態からどうやって銭を稼いでいくのかという点を考えています。

大事なお金の問題としてはクラウドファウンディングに強い興味を持っていますが、スタートアップで大金を調達したりということは一切考えていません。やはりまっとうにビジネスを立ち上げてから上場して資金調達できるようにしたいと思います。

それにしてもあまりにも考えることが多すぎて、さすがに限界を感じます。サービスの設計、構築、運営。その人材の育成と組織化。コンテンツの企画に販売管理。まだまだありますが、いまはできることなら脳ミソこじ開け、パソコンのようにCPUを取り替えたいと切実に思ってます。

そしてこのしくみ、最後の砦はやはり「英語」になりそうです。もっと真剣に身につけないとならないなぁと思います。それは海外の情報を取り入れるためではなく、こちらの良いものをしっかりと伝えるために。