コンピューター・ITおすすめタイトルに『インスタグラム・マーケティング入門』、ビジネスおすすめタイトルに『《新版2017》本好きのためのAmazon Kindle 読書術: 電子書籍の特性を活かして可処分時間を増やそう!』が、それぞれ金風舎既刊からピックアップされています。
『Kindle読書術』は昨年改訂しましたが、『インスタグラム・マーケティング入門』は、2015年刊で表紙のインスタグラムのアイコンも変更されて久しいのですが、初版のままでも好評頂いているようで大変嬉しい限りです。
どちらも当初はKindle版のみの発刊で、後日ペーパーバック(POD)版をリリースし、インスタグラム本の方は、PODもかなり売れコンビニ配本までして頂きました。
《新版2017》本好きのためのAmazon Kindle 読書術: 電子書籍の特性を活かして可処分時間を増やそう!
以下、この機会に、この件に関連して考えていることをまとめておきたいと思います。
実は、昨年後半から意図的に金風舎の新刊発刊スピードを落としています。企画立案も積極的に進めていません。
まず単純にディレクター人材不足が理由で、ただ、こちらは人材採用と同時に育成の必要があるとはいえ、課題としてはそれほど大きくなく、いずれ解決できる課題と考えています。
発刊スピードを落としている大きな理由は、電子出版を実践してきて、従来の出版にはない部分で提供できる価値が「複数」あると判明し、これを上記のような「商品」としてだけでなく「サービス」として提供することを模索し、その開発を優先しているためです。
特に今回ピックアップされた商品は、いわゆる読み放題サービスに提供されており、印刷物としても提供されています。そして街にある書店には流通させていません。
このような出版の形態を電子的出版もしくはデジタル出版と位置付け、消費者としての購読者側と同時に、執筆者としてのクリエイター、または組織でコンテンツを保有している方々に対し、出版サービスを提供していきたいと考えています。
さらに、このしくみを土台にネットでの情報発信のしくみを加えることで、自費出版や同人出版などの範疇に留まらない、様々な企画を立ち上げることも可能と考えています。が、夢広げるのはよいのですが、実現には資金よりも時間が必要だと最近は痛感していて、1つずつ着実に駒を進めていこうと考えています。