家内の実家は石川県の小松市ですが、彼女も能登半島に行ったことがないということで、当然私も行ったことがなく、数年前に家内が帰省する機会に合わせ出かけました。ところが能登半島は思った以上に奥深く、輪島についたところで時間切れ。和倉温泉のあの加賀屋の隣の宿にとまって帰ってきました。

あれから4年。今年は吉方位が能登半島という助言を得て、最初は時間も無いことだし一人で気多大社まで出かけようと思っていましたが、その話をすると珠洲まで行きたい上半分も回りたいというので、下の子達を長女に託し一緒に出かけることにしました。

当初は週末一泊、神社にいって温泉つかって骨休めと思ってましたが、自宅からクルマでひたすら能登半島の最先端を目指し、この際だから行ってみたいという彼女の要望にひたすら応える骨折りの旅となりました。

ただ、主婦感覚での宿や食事の選択は、結果的にコストパフォーマンスもよかったので、2日で走行距離1200kmの荒行で疲労困憊しましたが、気持ちとしてはかなりスッキリしました。

日頃あちこち気軽に出かけている身なので、自分一人だとまた今度来ればいいやと行くのを見送ることが多いのですが、誰かと一緒に、特にこの際いろいろと満喫したいという思っている人と一緒だと、巡り合うものも違ってくるように思います。

宿についたら隣の街でお祭りをやっているというので、行ってみると無形民俗文化財となっている神事でした。「あばれ祭り」というそうですが、驚いたのは若者が沢山で、ここの祭りは後継者不足とは無縁だなということ。こういうことも一人で出かけていたらわからない気づかないままでしたね。


あばれ祭 - 日本遺産「灯り舞う半島 能登 〜熱狂のキリコ祭り〜」能登のキリコ祭り

伊豆や紀伊などもそうですが、半島には独特の雰囲気があると思います。日本列島半島制覇の野望がふつふつと湧いてきましたが、これからは一人で出かけない旅を考えようと思っています。

宿の目の前にある見附島(軍艦島)。

改装されたばかりできれいだし食事も地元の新鮮な食材で、国民宿舎だしなと舐めてかかってました。主婦感覚大事ですね。

聖域の岬。下はあの”ランプの宿”。ここは一度泊まってみたいですね。

日本3大パワースポットの青の洞窟。ブラタモリ風に岩石触ってみましたが、うんちくは何も出てこず。タモリさんはすごいなと。

レビュー見るとボッタクリだの散々ですが、こういった場所を維持して観光客を捌くのだからそういうものだろうと思います。先程の展望台含めて1500円。高いか安いか。

ここが能登半島の最先端。歴史ある灯台。最寄りの道の駅から小高い山を10分ほど登ります。

同時に日本の中心。能登はパワースポット目白押し。

帰りの食事は適当にと思っていたら、さざえ祭りをやっているということで目的のお店まで寄り道。東京からクルマで来たんですかと驚かれましたが、これは寄り道したかいがありました。1350円。

無事到着。2日で1283km。ひたすら走っていたので燃費もまずまずで、ETCも週末の割引だったので今回は旅費がほとんどかかりませんでした。