完全昭和脳、ほぼバブル上司世代だと思うので、インターンの学生を部下と想定して読んで見ようと、手にとりましたが、ちょっと内容が無いな・・・。というわけで立ち読みで終わらせました。ごめんなさい。

教育論に興味がないので、単なる感想でしかありませんが、ゆとり世代には、結構世界レベルの人材がいることを考えたときに(英語ペラペラが普通とか、世界レベルのスポーツ選手やアーティストが多いとか)、ゆとり教育自体が、そもそも当時の西側先進諸国にならって導入していたことだったと思うので、施策自体は成功だったといえるのではないかと思っています。

要するに教育のグローバル化はすでに達成されていて、世界で活躍できる人材をきちんと排出している一方で、”ゆとり”を勘違いしてしまって本来やるべきことすらやらずに育ってしまい、大変残念な結果になっている人が親子そろって大勢顕在化してきている、ということだと思っています。

そう考えると、そもそも上司自身の思考回路がグローバル対応しておらず、世界規模での競争下でのビジネスだという危機意識がないママであれば、若いゆとり世代をなんとかする以前に、上司世代も含めて、その組織に未来はないだろうとも思います。

逆に、ビジネスとしてそこまで見据えて取り組んでいるのであれば、バブル世代だろうが、団塊Jrの世代だろうが、昭和脳であろうがなかろうが、何も困りはしないと思います。

ということで、この本は、ゆとり世代の人が書いていたので、参考にならないなぁと買いませんでした。ゆとり世代を理解するだけでは意味がない。

この先、社会を変えていこうと考えている上司世代が本気で書いた本でないとダメだと思います。