旧来のおばあちゃんの知恵的な知識、経験の伝達共有が失われつつあるなか、新たな知恵、知識、経験の共有方法が求められていくのではと仮定して仕組みを考えています。

まずはネットでの情報共有なのだろうだけど、損なわれた人のつながり回復を強く求めるが故の、激しくポジティブな同期を求められる世界に自分自身もちょっとウンザリなのが正直なところ。

すさまじい速度での情報の増殖や、ググレカスに根ざした上から目線文化、時空を歪めるブラックホールのごとく気持ちをネガティブにねじ曲げる怨嗟の連鎖にもかなり辟易。ネット世論とかあるのか。頭が良い人だけがやればいいんじゃないかフウンとも思う。

知恵、知識、経験の共有において、速度や距離感の調整や伝達手法に、新しい流れや仕組みを作れるんじゃないかなぁ。出来るところから作ってみようと考えてます。

”反原発”デモ参加者が「SNSのお陰でスグに繋がることができました!」と”テレビニュース”の取材に得意満面に答えている様子を見ていて、世の中ほんとうに相当混乱しているなと思いますね。

私自身は、うまく発信することができず、もしくはその暇がなく、黙々と現場を支えている人の方に寄り添いたいと思います。