さっき日曜日の日経の春秋を読んだ。

知識労働か接客サービスがこれからの雇用の主力ということで、「発想とセンス」力、「会話と気遣い」力のある人が望まれるというのは、なるほどそうかもしれませんね。最近のお笑い芸人もこれらが備わっている人は売れているんじゃないでしょうか。

自分自身「発想とセンス」については今以上に意識を強く持たねばと思いますし、編集デザインのサービス提供者としては、「会話と気遣い」の部分は磨きをかけなければとも思います。

一方で、「寡黙で真面目だが気配りや人付き合いの苦手な人」のために、「仕事の手順を今以上に合理化、標準化して、そういう人々にも仕事を用意する」のも一つの手では、という社会学者談。まさにその通りだと私も思います。

いま電子出版はサービス業だと仮定して計画を詰めていますが、知識労働者としてのサービス提供的な部分と、合理的で標準化された作業処理者の組み合わせで、それを実現したいと考えていました。頭と身体を分解中です。

しかし、学者先生は言うよね簡単に。新聞も「雇用を巡る議論には、こうしたきめ細かい視点もほしい」と。一体どこから目線なのかな。絶対社員のリストラするなよ日経新聞。

でも、なんだかムカツクのは、こういうとき孫さんみたいに「じゃぁ、そういう雇用を作りましょう。」と言っても、説得力がない自分自身に腹立たしいためです。

以上、愚痴終わり。寡黙で真面目に仕事を作る仕事に戻ります。