社員のそれを急速に強化しようと思っています。
私がそれを初めて強烈に意識したのは、岡田斗司夫先生のこの本のお陰なんですよね。この本を読んでからずっと私の中では岡田先生です。
オタク学入門 | |
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あ、文庫になってる。というか、つい最近のことだと思ってたけどもう13年前の本だったことに軽く衝撃が・・・。
オタク学入門 (新潮文庫 (お-71-1)) | |
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ブレードランナーやカリオストロの城のオープニングの解説を読んで、巨匠の技の素晴らしさに驚嘆するとともに、オタクの審美眼というのか、なるほど、こうやって楽しむのか!ということを知ったときに、何となく、ああ作品というのは、こうやってきちんと考えて作ってあるんだということを本当の意味で理解できた気がします。
この他、文脈で物事を考えたり、感性に訴えるもののほとんどが計算されたものだったということも、この本で知った気がします。
実は茶道もまったく同じような構造で楽しむんですが、そんなややこしいことをしなくても、いわゆるサブカルでそれが実現できる日本文化ってのは本当にすごいなと思いますね。
話がそれた。
観察眼を磨くために必要なことは、ただ一つ。ひたすら多くのものを見ること。観るために見る。かな。これに気付いてもらうための仕掛けをどんどん繰りだそうと思います。
ということで、さっさとかえってテレビぐらいちゃんと見なさいよ。と。
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