仕事始めは7日の予定ですが、この年末年始、電子出版についてのご相談、問い合わせがありました。
AmazonKindleのサービスとスマホ、タブレットの普及によって、電子「読書家」の増加と同じかそれ以上に、電子「出版社(者)」の増加が見込まれると考えていますが、今年はさらに多くの方が出版の楽しさや、その有益性と簡便さを認識するようになると考えています。
本年も多くの方々の出版をサポートをしていきたいと考えていますが、まだまだ手法も開発途上の現在、広く一般に提供できるサービスメニューを整えるまでは、なるだけ多くの事案に触れたいと願いながらも、無闇に事案を広げすぎてサービス品質を落とすことがないようにと考えています。
サービスの開発は急いでおり、なんとか今年前半には提供できるようにしたいと計画していますが、それに先立ち、今月からは寄せられるご相談について原則有償対応するようにしたいと考えています。
有償化の目的は、相談対応の品質を維持するために対応するお客様の数を無闇に増やさないためが1点と、もう1点は、いつも最高の経験や知見を提供するために、高付加価値を意識し緊張感を維持するためです。ご存じの通り私自身がウェブメディアの開発に失敗した経験上からも、サービスを無償で提供し続けると、絶対にその提供姿勢が崩れてしまうと考えているためです。
また個人的な課題としても、ついついいい顔をしてしまう甘い自分を返上し、安請け合いは絶対に止めようと決めました。
ただ有償化を原則としたのは、出版企画をお持ちの方の場合、いち編集者として興味の対象となるテーマであれば、それはなんとか時間を捻出して共同開発として関わっていきたいと考えているためです。現在でも、商業的な出版企画については原則無償でご相談に乗っていますし、商業的な成功を意図しない出版の場合は制作実費を頂くことで相談については無償で対応しています。
さらにご紹介の場合は、どのような状態からでも基本的に無償で対応させていただいておりますので、今回対象となるのは、出版について全く知識がない状態から一定の成果を期待する出版を実現したい方へのレクチャーの部分がそれに該当すると思います。
いずれにいたしましても、今後も相談窓口は用意し続ける考えです。
コメントを残す