尊敬するマーケターであるワイヤーオレンジ社の原田社長に「電子書籍を売れるようにするにはどうしたらいいんでしょうか?」と相談したら教えてくれました。

「本と電子書籍の違いを自動車と電気自動車の違いと思っている人が多いけど、これは馬から自動車への乗り換え。みんな鉄の箱に乗るのが怖いし運転方法を知らない。それを解消するのが先」と。

なるほど!

最近随分聞こえなくなりましたが、それでも本好きの人がよく言う、やっぱり本は紙という声に対しては、「あ、まだ馬に乗るんですね。 世話が大変ですよね〜。高尚な趣味ですね〜。」ということでよろしいと。

メディアは乗り物だと思いますし、私も選び抜かれたコンテンツしか紙の本にならなくなると思いますので、この馬と自動車という対比には納得です。

で、電子書籍への転換が、馬から自動車への転換として、そこに何ができるのか?という点で、オープンから1年になるpublissを全面リニューアルして、この乗り物転換点のこの時期に、初めて乗り換える人に役立つメディアにしていきます。

今月中にデザインリニューアル予定です。