この夏、扇風機を新調しました。沢山商品があって選びきれないのですが、どうせならと価格も高めでわざわざ選んだ日本製。
東芝 扇風機 マイコン式リビング扇 SIENTμ グランホワイト F-DPS20(W)
レビューで他の人も書いてますが、暫く使っていると「ボーッ」と大きな音が出るだけで風が前に吹いてこない(笑)
最初に箱から出して使い始めたときは、ボタンのタッチ具合やサーキュレーターになる首振りの角度や静音モーターなど、さすが国産と思いました。
でも風が前に出てこない(笑)
もう笑うしか無いです。すでに身の回りのITツールが完全に外国製に切り替わっていて風前の灯でしたが、この扇風機で自分の中にあった日本モノ作り神話が完全に終わりました。
いろいろ試しているうちに前の保護枠を外して気流を整えると風が前にでるようになるのがわかって、この夏は扇風機の前の保護枠を付けたり外したりして、日本の将来について考えていました。
もの凄く気流を計算して作ったのでは無いでしょうか。確かに動作音はとても静かなのです。でも、これだけ立派なのものを作っても風が出ない。
設計製造した方がどんな方かわかりませんが、一生懸命作ってくれたんだと思います。でも風が出ない。恐るべき生産性の低さだと思います。
交換をお願いするもの面倒だなぁどうしようかなぁ、と思っているうちに涼しくなってきました。
涼しくなってきてイライラしなくなってきたら、ふとこの生産性が低いことに関して、自分がこれまで生産効率が悪いことばかり着目していたことに気付きました。
恐らく日本の製品やサービスは過剰なんだと思います。
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