土日にhuluでイッキ観。
いろんな解説みていると、米国でもイッキ観を考えたネット配信で盛り上がったそうです。かなり中毒性高いです。
ドラマですが、監督デビット・フィンチャー、主演ケビン・スペイシーということで、映画並みというよりもはや映画以上の重厚さを感じました。劇中ケビン・スペイシー演じるベテラン下院議員フランクが、カメラ目線で折々の心象や政治的な解説を語る演技がとても決まってます。
米国では、映画俳優はドラマに出演しないと言われてましたが最近は変わってきたみたいですね。ケビン・スペイシーはBREAKING BADの大ヒットをみて出演を決めたそうです。
それにしてもトコトンまで「やられたら、やりかえす」で、倍返しどころの話ではありませんね。
印象的なシーンはいくつもありましたが、ロビイストの実態が描かれている点が特に興味深く、その場面で「権力」と「富」の違いについてケビン・スペイシーが語っている内容を聞いて、なるほどと合点がいきました。
あとは復讐の過程でも様々裏切られたり、上手くいかなかったりするわけですが、それでも挫けることなく、諦めることもなく、これってお茶の年配の先生が言っていた「おいあくま」の実践だなと、変なところで勉強になりました。
剥き出しじゃ無く、緻密に覆い隠された野望に満ちた権力欲。そのために機略と知謀の限りを尽くしている様子をみると、5、60代も意外に面白いんだなと思い、40代で疲れている場合ではないなと、これまた変なところで喝入りました。
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