危険は承知の上です
昨日お知らせした業務システムの刷新ですが、実施にあたり不退転の決意であることを社内で周知徹底するため、取締役でありエースデザイナーの萩原さんに、ISSHIKIのデザイン現場から引退してもらうという、極大のリスクを取りました。
主幹事業からトップを外すという抜本改革です。会社が傾きかねない大変危険な決断ですが、だからこそ社員も痛感することがあると考えています。
業態開発や新規事業を担当している社員は、しっかりと収益を作っていかなければ開発が終わり職が失われます。デザイナー社員にとっても、これまでは口を開けていれば仕事が振ってくるような恵まれた環境だったものが、自ら種をまき水やりをして、顧客との関係を育てていかなければ食べていくことはできません。
組織をシェイプします
当社は企画・デザイン会社です。成果を上げ収益を作る(そのための顧客満足を獲得する)ためには、顧客との間で長期に渡る信用関係を構築し、良質な成果物を継続的に生産していくことが不可欠です。
今後さらに事業を拡大していくためには、この組織を構成する人材が、持続的かつ自律的に成長していく環境を構築整備していく必要があると考えています。
この1,2年で人員増を実施しました。想定外にも廃業する老舗デザイン会社からデザイナーが複数合流し、優秀な新卒人材にも複数入社してもらうこともでき今後の成長の素地はできたと考えています。
これから取り組むことは人材育成ですが、それはこれまでの体制からの再構築(リストラ)ではなく、現有人材による新しい業務体制に則した整形(シェイプ)作業と考えています。
幹部組織を作る
そしてこのシステム刷新と体制変更を、業績向上へ結実させるため執行体制も拡大強化します。
中小企業は基本的にワンマン経営であるべきだと考えています。ただし正しいワンマン経営をするためには、経営組織もしっかりと構築しなければならないと実感しています。
以下の経営チームで、来る第15期からのさらなる事業拡大に取り組みます。
代表取締役社長
新規事業開発担当
香月登
取締役
クリエイティブディレクター
萩原弦一郎
取締役
財務・業務管理担当
執行役員
HOTENTS事業担当
レトリバーデザイン有限会社 代表取締役
笹金達也
執行役員
ISSHIKI事業担当
玉造能之
会計参与
マエサワ税理士法人 理事長
前沢 永壽