ニューズブックの最新刊です。

「昭和のカケラ」電子書籍で販売開始(佐賀新聞)|dメニューニュース

プレスリリースの最後にも説明がありますが、ニューズブックプロジェクトはこの11月で丸3年となります。参加新聞社は11社となりました。

この3年の間に発刊できた新刊はそれほど多くはありませんが、地方新聞社のコンテンツを電子書籍として集約販売する仕組みをゼロから構築し、実際に各社の企画を検討、電子書籍を販売するとなると想定以上に多くの時間が必要となりました。

プロジェクトを開始した当初は、「電子書籍元年」から数年経った段階で、電子書籍は売れないのでは、という逆風も若干ありましたが、趣旨を理解して頂き、将来を見据えた取り組みに協力頂くことができました。

そのようなご協力を頂くことで、短期間で売上を伸ばしたもの、ロングテールで堅実に売れるものと、どういったコンテンツがどのように売れるのかを検証することができました。また、電子書籍にとどまらずAmazonPODとして紙版の出版を実現することもできました。

さて、これからのニューズブックですが、プロジェクトの当初より構想していて実践できていなかった2つの企画を実施します。

1つは販促キャンペーンです。電子書籍コンテンツの販売促進手法としては単品の半額セールが定番ですが、これをコンテンツ群を形成することでさらなる波及効果が期待できると考えています。

もう1つは新聞社のネット版と連携できる特設販売モールの開発です。こちらは電子書籍の読み放題や自社コンテンツ販売のプラットフォームとなるもので、こちらは新たなデジタルコンテンツビジネスの基盤ともなるものと考えています。

いずれも学研プラス社の皆様のご協力で実現に向けて作業を進めていますが、3周年となるこの秋の実現に向け、追い込みに入ります。