昨年の4月にPIONNIERレーベルとしてリリースした「仙台発ローカルメディア最前線」を新装丁で金風舎からPIONNIER選書として再リリースいたしました。

PIONNIER ピオニエ

PIONNIERは、ローカルメディアに取り組む方々に焦点をあてた出版プロジェクトとして、元河北新報社の佐藤さんの企画を皮切りに、次々と発刊していく計画でしたが、第2弾の執筆難航に加え、弊社の編集リソースも欠如といった事情もあり、プロジェクトの進捗を一時ペンディングしていました。

今回「先進的な活動、芽生えたばかりの新しい技術、眠っている先人たちの知恵をデジタルコンテンツとしていち早く発信する」というコンセプトはそのままに、テーマをメディアに絞らず、広く地域で活動に取り組んむ方々を対象に、金風舎のシリーズ企画として展開し直すことにしました。

第2弾、3弾と執筆が進んでおり、いずれもAmazonKindle+POD(プリントオンデマンド)で出版していく計画です。全国の書店減少状況を考えると、デジタル出版の方が確実に読者の手元に届くと考えています。

レーベル変更と同時に改訂差し替えは初めてで、途中思わぬところで難航しました。PODの差し替えもまだ途中で不完全ですが、新しい取り組みで完璧はありえないと思い出来たところから淡々と進めています。第2弾がなかなか難産ですが、そうこうするうちに第3弾がほぼ脱稿とのご連絡を頂きました。

出版事業を儲かるようにしていくのが至難のときに、最初から儲かる儲からないでは何も進みません。まずはシリーズの企画を積み上げて、きちんと読まれるようにします。そのためにも「地域の情報を全国に発信・配信する」といった自分自身が取り組みたいコンセプトを明確に取り組んでいきます。

なお旧版を購読済みの方は以下の手順でアップデートできます。

「コンテンツと端末の管理」ページ (www.amazon.co.jp/gp/digital/fiona/manage) で「アップデートがあります」をクリックすることで、本のコンテンツを更新できます。

※ 「コンテンツと端末の管理」の「設定」タブで、「自動書籍更新」の設定が「オン」になっている購入者には、新しいバージョンが自動で送信されます。
※現時点では、Kindle オーナー ライブラリーから電子書籍をダウンロードした読者には改訂版コンテンツが提供されません。Amazon の技術チームがプロセスの改善に取り組んでいるとのことです。

○書誌情報

仙台発ローカルメディア最前線:元地方紙記者が伝えるインターネットの未来 著者名:佐藤 和文(さとう・かずふみ)

○販売書店