若い人が読んでいるのでタイトルで釣りました。本題はちょっと違うので最後まで読んでもらえると嬉しいです。

社員にあれこれうるさく言いますが、「もっと本を読め」とは言いません。というか、基本的に本なんて読むなと思っています。誤解がないように説明しないといけませんが、この場合の本というのはいわゆる流行のビジネス書ってやつです。

これ、読めば読むほどドツボにはまっていきます。で、ビジネス書の読書量が多い人ほど仕事ができなかったりします。なぜならば、若いうちにガムシャラに仕事をしていたら、そんなものを読む暇なんてあるわけないと思いますから。あれですね「忙しい忙しい」と言っている人ほど仕事ができない、それと似たような法則ですね。なんとなく。

それからブログとかツイッターとか。こういうのもホドホドにしておくべきでしょう。コミュニケーションツールっていえば聞こえがいいですが、職場帰りの赤提灯だって立派なコミュニケーションツール。あれと同じで適当にぼやきや愚痴や思いつきを綴るのであれば、そんなに一生懸命やらなくてもいいと思います。なのにPVとか気にし始めたらもう目も当てられません。だったら、リアルに同僚と居酒屋にいって「社長ってバカだよなぁ」とか言っているほうが精神衛生上、モニタに向かっているよりも何百倍もいいと思いますよ。

もっとも読書にしても教養や感性を磨くものだったり、ウェブも同様に日々を自省するものだったり、趣味を活かすものだったりすればいいと思いますので、いずれにしても本気でやるなら、やったほうが絶対にいいとは思いますよ。以上、若い人は、基本もっとリアルに頑張ったほうがいいということで。

一方、最近とみに思うのは、40代以上の責任ある人はもっとコミュニケーション量を増やすように努力すべきだろうということ。それこそ、ブログやツイッターやら、皆さんやったほうがいいんじゃないですか。実際、机に座って職場で暇そうにしている偉い人たくさんいると思うんですよね。

え?語ることがない?じゃ、たいした仕事してないみたいだから、部下とポジション変わったら?なんて思います(笑)

いやいや、冗談抜きで。せっかくだから、部長や課長も仕事に対する思いを語ったらいいと思います。何しろ現場のトップですから、深くそして考えさせられる話を聞けると思うんですよね。お客様も社員も。

特にこのエントリータイトルをみて、「そうそう」なんて思っていたお偉いアナタ。もう今すぐやったほうがいいと思います。部下は見ていますよ(笑)