25歳で編集職について丸25年、大学辞めて最初に勤めた出版社は11月入社でした。ということで、区切りもよいので本日で辞めます。

足を洗うなんて、まるで編集が悪事のようですが、実際、それっぽいことしているうちに仕事をしたつもりになってしまう危険な仕事だと思ってます。

すでにほとんど現場仕事はしておらず、知力体力もまだ残っていますが、金風舎を版元にすると決意したので、経営者として全力で結果出しに行きます。

出版社の社長ともあろう人間がなんだ?と思われるかもしれませんが、そもそも本が好きで出版社に入ったのではなく、パソコン解説書の編集が面白そうだと思って仕事に就いて、そこからネットや事業経営を学んでいるうちに、今に至ります。

これから書店流通に着手しますが、金風舎は、あくまでも情報発信事業を実現する未来の出版社として位置づけていて、本はその商品の一部。

その商品を売るためには、仕組みと組織、顧客を創ることが必要で、ここにリソースを集中させる考えです。