昨年から新しい社員を一気に増やして、みんなに言われたこと。
「静かすぎてカルチャーショックを受けた」
私もそう思います。無意味なラジオも消したしね。それに社長も静かすぎて息が詰まると思ってましたから、そうじゃない感じの人を採用したのです。だから絶対に染まらないでほしいと思います。私はそのカルチャーを変えたいんです。
でもね。そうはいっても昔からいる社員ってすごい集中力もっていると思うんですね。それに彼らは尋常じゃないほどの仕事も抱えてるしね。で、私の最近のリスペクトリストのトップにある吉越トリンプ元社長がやっていた「がんばるタイム」みたいなのって結構大事だと思ってるんですよね。実は。
ワイワイガヤガヤ賑やかな会社が繁盛してんのかって言えば、そのワイガヤは雑談ばっかりの単なる雑音騒音で、実はあんまり業績がパッとしてなくって、そうだったからこそ転職してきたりしたんじゃない?本当に儲かってて余裕あったら会社変わらなくていいはずだしね。
あ、私はほんとうのワイガヤがやりたいんだよね。でもみんなミーティングは無口なんだよな。河野さんがいる会議とか特に借りてきた猫状態だ(笑)
さらにこの際、新しく入ってきた人たちに言っておきたい。君たちの給料を1.5倍して在職月額をかけた金額、その金額だけの収益あげてるかい?まだあがっていないとしたらそれはどこから捻出されたお金か考えたことがあるだろうか。
まぎれもなくそれは静かな社員が稼いでいる収益の一部なんだよね。って、そういわれたらさらにみんな無口になりそうだ(笑)
で、それでもやだっていうなら仕方ない。自分でそういう夢のような会社を作ったらいいと思う。私が創業したときはまだ有限会社で300万円必要だったけど、いまは1円で作れるでしょうし。作っちゃえば?
ま、それが極論だとして、この場合の「会社」ってどういうことなんだろうって常々思うんだよね。一番最初にそれを聞いたときは「それって俺が変ってこと?」って思ったし、次に古株社員が悪いのかって思ったし。でも、会社って、社長も古い社員も新しい社員もそろってはじめて「会社」なんだから、変だ変えたい、変えようって思ったら、そう思う人が率先して行動しないと単なる不平不満に過ぎないと思いますね。
で、こういう新旧対立的なカルチャーギャップを解決する方法はただ一つ。会社が儲かること。繁盛してて仕事がどんどん舞い込んできたら、会社の雰囲気がどうとかって関係なくなるよ。そもそもが日本全国不況で静かなんだけど、「不況不況っていうあんたが不況」って今でも私は思ってます。もしかすると不況を変に置き換えても同じかもねぇ。
と、こういうことを書いているということは、そういった深刻な状況を脱したかなという印象です。なので社長も古株も新入りも全員一丸となって頑張りましょう。
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