昨日、メディア事業部の会議で、君たちいつまでチンタラやってんだい?仕事が天から降ってくるとでも?とキャッシュフローを見ながら話しました。で、その模様を大西くんがさっそくブログに書いてて、弊社も不況ってひとまとめで書いてあるんだけど、そんなのウソウソ。同じ弊社でもデザイン室は毎日依頼がひっきりなしでいったいどこが不況?ってなもので、要するに不況なのは売上不振を不況のせいにするメディア事業部の体質そのものなんだよね。

彼が書いているとおり、このままいったら来月で資金ショートは間違いなくって、でもね、私自身は内心「よしよし」と思ってますよ。なぜかって、昨年末のエントリーで来年は本格ベンチャーにしますって宣言したとおりで、ガレージカンパニーがのんびりゆゆったりやってて魂のこもったサービスが作れるのかって話で、そういう意味では崖っぷちってのは否が応でも火がつくでしょうと。

何もガレージカンパニーに限らず、あのユニクロだって会社が大きいから儲かっているんじゃなくって、わずか数千円の商品が積み上がって結果大資本の会社になっているだけで、商品が売れなくなったらあっという間に倒産で、その厳しさは回転資金の巨大さからいったらガレージカンパニーの比じゃないよね。それが分かってるから柳井社長もスピード追求なんだしね。

でもそういうことってなかなかわからないものですよね。正月の週刊文春で、柳井社長のことを「資産5000億なのにコンビニ弁当」などと揶揄するコピーがついてて、今でこそ私も、この編集長、資本主義経営も知らないバカだなと思うけど、経営勉強しなかったら、そうなのか金持ちのくせに、とか思っただろうし。

お客様から頂いたお金で給料を支払えて弁当が買えるのであって、その収益を上げるために日々考え抜いて汗流してって、ユニクロだろうがJALだろうが、メディア事業部だろうが変わらないんだよね。ということで、不況のせいなんかじゃないよ、単に営業方法が悪いんだよということで、ミッションを与えました。何をやるかは彼らのブログを見ているとわかると思います。