先週末、ほんとうの厄払いのために金沢まで行ってきました。なんで金沢?と思うかもしれませんが、私もわかりません(笑)

というのも、2月20日の午前に金澤神社で厄払いしてもらうと商売している人にとっては超最高、と新しい顧問の先生に指導してもらったので行ってきたという次第です。きっちりお告げ通りに実施してきたのでこれはかなりいいことになりますよ。ね。

厄払いしていたら、それまで雨が降っていたのに日が差してきた。これは何かある(笑)

さて、先生曰くそれで温泉入ってくるとさらに吉。ということだったので、本当はこの際、あの加賀屋に行ってみようと思ったのですが、いやいや、これはまたゆっくりいけるときの楽しみに取っておこうと、家内にいろいろと調べて貰って、ちょっと寂れたところに行ってきました。今回の旅、実は家内の実家が小松なので、うるさい子供たちを預けられるのでちょうど良かったりするんですね。

で、その宿ですが、かなりの高級旅館にもかかわらず1万円台で泊まれてナニコレ不思議と思って行ってみたのですが、部屋もお風呂もきれいで大きかったのは言うまでもなく、料理がすごかった。懐石に蟹がまるごとついてたので、さすがに全部食べきれなかったです。ごめんなさい。

妻の友人が、この温泉地の旅館に野菜を下ろしている八百屋を営んでいて話が聞けたのですが、一度経営破綻して経営が変わって再建始めたばかりだそうで、それでかなりいい思いができたようでした。なんとラッキー。

部屋や露天風呂からの眺望もなかなか。なのに1万3千円。

いままで旅館に泊まってサービスについて考えることなんてなかったのですが(そもそもそんなに高級なところに泊まらないし)、今回はじっくりと考えさせられました(経営再建中というのもあったしね)。一番強く感じたことは、いくら部屋がよくても、料理がよくても、はたまた温泉がよくても、やっぱり接する従業員の対応が悪いとすべてがダメになってしまうのだろうなということ。逆にとても素晴らしいと感じるぐらい丁寧で細やかそれでいてさりげない接客でした。1万3千円なのに。

そうやって考えているうちに、当社もいろいろな仕事をやっているので、これも高級旅館みたいにやればいいんだなと思いました。でも現状、うちの部署は部屋担当、うちはお風呂担当といったような縦割りで、それぞれがしっかりやればいいみたいな状況からまだ脱していません。で、これは誰の責任かっていえば私の責任ですね。どういう旅館なのかきちんとその全貌を見せられていないという。

どうしたら社員が全員一丸となっていけるのか一生懸命考えつつ、ちょっと足を伸ばして福井にも行ってきました。

地味な丸岡城。でも、この天守閣は日本最古の建造らしい。

意外に普通の観光地でがっかりな東尋坊