今月の初め新たな大連の会社から営業メールがあり、さっそくデータ入力の仕事などを依頼したところ期待以上のクオリティとスピードで納品されました。すると直後に、その社長さんが訪日するということで先々週来社されました。

やり手の社長さんっていうのはどこでも似たようなものなんでしょうね。体格良くて大声で、何店舗も展開している飲食チェーン店の社長さんのような方がいらっしゃいました(あとで聞いたら実際に飲食店を何店舗も経営してましたが)。面談自体は、今回通訳の女性を伴っていらっしゃったので本当にご挨拶という感じです。

エレベータまで見送りの際、社長さんがちょっとお手洗いを拝借ということで、その間通訳の方、趙さんに、「中国からいらっしゃったんですか?」と尋ねたら「東京に住んでますよ」というではありませんか。「じゃあ中国語のレッスンとかやってくれます?」と気軽に聞いてみたら、「やりますよ!」というではないですか。じゃあ、あと詳しくはメールでってことになって、はやくも先週の水曜日からレッスン開始です。

それで今日は2回目のレッスンだったのですが、来月、趙さんが北京に行くというので、ちょうど大連に行きたいと思っているので通訳と案内をしてくれませんか?とお願いしたら、「実は大連の社長から一度来なさいと言われてたよ」、ということで、これまた快諾していただきました。

ホテルも航空券も手配してあげますということで、この面倒な仕事、誰かやってくれないかなーとツイッターでつぶやいたりしてたところなので、渡りに船とはまさにこのことですね。

それにしても今年になって、はてさてこの件どうしたものかと思って考えていると、今回のように意図せぬところからいい話がやってくる感じです。我ながら相変わらず運が良いなぁと。

そうそう、今日趙さんから聞いた話では、日本人が仕事の完成度を99%目指すとするならば、中国人は60% でよしとするとのこと。確かに今SEIHAで開発をお願いしている件でも、最初はやります!お任せください!と言ってましたが、ふたを開けてみるとみたいなことが発生しています。

しかし、そういう仕事は中国人同士でもそうだということで、日本人からみて単純に仕事が雑だということではなく、そういう基準で仕事をしているので、そのつもりできちんと最後までお付き合いをする必要があるようです。一つ学びました。

このところ元気のいい中国の方と関わっていて、とにかく熱意とスピード感が爽快ですね。やっぱりこう元気よく稼いで儲けてっていうのはいいですね。どうしてそんなに惹かれるのだろうかと思うのですが、それはよく取締役萩原と言うところの雑草系の出自だからだろうなと思います。花のない雑草は、日々の信用と実績の積み上げでしか存在を許されません。

いまはまだ吹けば飛ぶような小さな会社ですけど、これからの10年、本気でグローバルな仕事で成果をあげたいと考えています。

追伸

S子さん、頑張って更新しますよ!