今日は、東京商工会議所による経営診断の面談に行ってきました。中小企業診断士の先生に無償で診断してもらえるということで予め提出してあったチェックシートと経営課題をもとに直近の経営課題について相談に乗ってもらいました。最終的な報告は決算書書類を分析して後日ということだったのですが、予定時間を遙かにオーバーして細かくお話をして、課題点をすべて上げてもらいました。

会社全体としていえることは、何が事業が主軸なのか顧客はいったい誰なのか?作り手側の思いだけがだだ漏れ状態で、伝わる仕掛けが整っていないということ、端的に言えばホームページのできが最悪だということです。

編集者とデザイナー、それにウェブ企画の会社なのに、なんだこの最悪なサイトは、とはもちろん自認しています。ただ、わかっていてなぜ手が付けられないのかということがこれまでわからなかったのですが、今日お話をしていて、要するに会社そのもののマーケティングができていない、どうやっていいのか論理的にきちんと私が理解できていないということがわかりました。

これまでは商品を作るということ、それも書籍という極めて狭い範囲のそれもつたない経験則に基づく、直感、いや山勘でやってきていただけだ、ということを認識しました。3Cとか4Pとか、確かに聞いたことはあります。じゃあそれを自社に適合させて科学的に実行しているのか?経営者としてはその実行に移せていない1点において失格でした。

最初に読むべき一冊は何かと聞いたらコトラーのマーケティング・マネジメントということ。早速、週末に対応して反映したいと思います。