これからウェブメディア周辺の人材をどんどん増やしていくので、そのためにもデジカルの将来のビジョンをどんどん書いて行きますが、ビジョンなどというと、日本社会の社会構造転換を目指したり、人類社会の明るい未来を語ったところで、そんなのは零細企業の社長がどんなに立派に語ったところで嘘っぱちなので、先般も語ったとおり、サービスを提供して収益を上げ、きっちり納税する。それが社会貢献に他ならないと考えて、そして毎年社員が昇給できて、この先10年以上、ウェブメディアの企画運営で楽しく儲かる会社を作るというのがクッキリハッキリ見えているいまの会社のビジョンです。
そんなことを考えているときに店頭で見つけた一冊。
年商5億円の「壁」のやぶり方 | |
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坂本 桂一
おすすめ平均 |
さすがクロスメディアパブリッシングの小早川さん、中小零細企業社長の心を掴んで離しませんね。先週の夜、ジュンク堂で買って、そのまま8階の喫茶コーナーで1時間。読み終えました。
読んでいて笑みがこぼれましたよ。なぜって?書いてあること全部、あ、それわかる! そして、そのやり方だったら、こうやればいいんだ!ってすぐに実効策が頭に浮かんだから。
マネジメントって泥臭い仕事ですね。最近、その泥臭さが本当にたまらないほど面白いと感じます。いま、社長として考えていることは、部下である社員との和合ですが、そもそも、部下と思って貰えていないというところからスタートです。それで、部下というからには、何をどうするべきなのか、その責任範囲を極めて明確に示して、仕事をどんどんと任せていかなければなりません。それを伝えなければなりませんが、そう簡単には伝わりません。
また、任せるからといって、丸投げではなく、細かなところはどんどんとツッコミを入れていきますが、ちゃんと収益を上げている人には何もいいません。どんどん楽しく仕事をして欲しいと思っています。儲けるということは、自分の信者を作るということだから、その人は成すべきことをしっかりとやっているというわけです。
それで結局、社長のやるべきことってのは、儲かってても損してても、二十四時間仕事のことを考えて、いつも会社の収益発展に繫がることを愚直に実行してもらえるように、徹底的に社員全員とコミュニケーションとること、それにつきるようです。かの松下幸之助翁も、その点、社長は少し哀れと思われるぐらいがちょうど良いと言っていました。
これから優秀な人をどんどん入れる予定です。そうなってくると私の哀れ度はさらに増すであろうと予測されますが、それもまた楽しそうだなと思っています。しっかり地に足付けて5億円突破するので。
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