中2の息子のクラスでは携帯保有率75%ほどらしいです。よそのお宅の方針はよくわからないですが、私は「何で中学生にそんなものがいるのか?」派。

私はiPhoneとAndroidの2台持ちで、メールはもちろんFacebookもTwitterもLINEもかなり使ってる方だと思います。だからこそですが、オンラインコミュニケーションの本当の有益さを知るためには、オフラインのコミュニケーションがしっかりとれるようにしておかなければならいだろうと考えています。

2chからはじまってTwitterに至るまで、垂れ流されている多くのつぶやきを眺めながら、嘆かわしいというか痛ましいというか、きちんとした生活をしていないことを指摘してくれる、親なり上司なり友人なりがいないのはかわいそうだなと感じます。

以前、会議中iPhoneをぽちぽちさわっている社員をみていて、つまらない会議をしていて申し訳ないなと思いながらも、それは人としてどうなのかと感じることがありました。そして、これは上司として叱るべき問題なのか、かつ叱って解決する問題なのかと悩みました。

毅然として叱れなかったのには、実はそれ以前の一時期、社員にSNSの活用を薦めたことがあったためでした。これは方針なくやらせてしまって完全に私のミス。何を発信していいのか悪いのか、責任の範囲が明確な経営陣と違って、社員の場合はいちいち判断が面倒です。それにそもそもそんな時間がないし、悪く言えば手当を付けない分、労働強化だと思います。

今は公式アカウントを運営することに決めて、業務範囲内で徐々にしかるべきルールを探りながらやっていこうと考えていますが、大人ですらそういうことを学びながら進めている時代、人格陶冶も途上の未熟な人間に、外部からコントロールできないオンラインコミュニケーションツールを委ねるのは無責任じゃないのかなと考えています。

中学生に携帯はいらないでしょう。