皆さんのTLを見ていると予約していた人たちにはkindleが届いているようですね。私は注文しませんでした。
買わなかった理由は、そこ(e-ink端末)にお客様を作ろうと思っていないからです。
1年半前に読書端末としてe-ink端末をUSから購入して手にしたときには本当に素晴らしいと思いました。koboも買いました。そして、あちこちでいろんな人に見せました。その結果わかったことは、この器に入れるもの、入れるのに相応しいものはあくまでも”紙の本”だなということ。実際、ヘビーユーザーの方々からも話を聞く機会を持ちましたが、皆さん「読書」が趣味の方々でした。
このような方々を満足させる電子書籍をボーンデジタルで作るのはなかなか大変な仕事だなと思いました。弊社では紙の本を作る仕事もやっているので、ここを考えるのは後回しにしようと思いました。
そしてやってきたAmazonオープンですが、kindleについては身近にいる人たちは誰も買ってもいませんし、買おうともしていませんでした。家族、友人、知人、誰もいません。だけどスマホは持っているし、タブレットは買おうとしています。だったらそこに投入すべき商品を開発すべきだろうと考えました。
スマホやタブレットを持っている人に、アプリや動画や音楽などの競合に対抗して読書体験を購入してもらえる商品の開発。何が敵で何がライバルか。
いま考えていることは2つ。1つは今すぐこっそり買いたくなる本、もう1つは、いつも手元に持って何度も読み返したいと思える本です。前者についてはスピード感ある発刊システムを作って対応しようと思っていますが、ここ最近、強く後者について考え始めています。
選挙戦の様子をみていて益々世の中混迷の度合いを深めていると実感します。来年はさらに多くの人が原点回帰を求めていくだろうと感じます。そういうときに求められる言葉は何か、ほんの少しだけ答えは見えました。
kindleもちろん仕事で買います。しかし、個人的に使うタブレット端末はnexsus7が最高だと思います。
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