定期的に初心を確認しなければならないし、理念として社員にも徹底していかなければならないということで。またそれは、お客様にも誤解がないようにきちんと説明するということも含め。

売れる本作りをトータルにサポートする、を標榜して営業を続けています。

お問い合わせをいろいろと頂きますが、それを自費出版とも自己出版とも、何と呼んで頂いてもかまいませんが、当社で企画をコントロールできない(つまり弊社で主体的に収益見込を立てられない)出版については、出版物の制作費用を企画者(この場合イコール著作者)に負担をお願いする場合があります。

同様に、パーソナルブランディングを目的とした出版(つまり版元側によりリスクが大きい)企画を仲介するような仕事も、ご相談頂いた時点で原則見直しを助言していくことになると思います。

本が売れるよう(読まれるよう)にするために最善を尽くしておりますが、それは一方で売れない(読まれない)本を作ることを求められることに敏感であれということだとも考えています。

モノ作り大国ニッポンの敗戦でメーカーがダメだダメだと言われていますが、知ったかぶりで論評している人のほとんどは、その旧態然としたモノ作りの構造しか理解できていないと思います。

高付加価値のサービスを提供できているのかどうかは、実はサービスを提供したあとにしかわかりません。そもそもサービスをする前に、前口上で終わっていること9割です。

そして泥臭い実務家が少ない時代なので、雑草系の自分にはとても生きやすい時代です。

サービスが先。利益は後。