普通ならまずは「風立ちぬ」を見に行くんでしょうけどね。

映画自体はハリウッド的演出が多々あり、恋愛ストーリーも正直少し寝てましたが、要点を丁寧にまとめてあったと思います。

マッカーサーが厚木から横浜に移動するときの映像などは、カラー映像で残っていて、最初その映像をテレビで見たときは、これがあの横浜?と結構衝撃的で、そういった意味では終戦直後はずっと歴史の彼方でした。

しかし、映画のクライマックスでのマ元帥と昭和天皇の会見のシーンは、少し胸詰まるところがありました。

少なくとも今の日本は、ここで昭和天皇が頭を下げた瞬間にスタートしているわけで、このシーンを観て初めて自分は「戦後」を実感を持って確認できた気がします。