つい先月まで会社のホームページに「ソーシャルメディア時代の編集プロダクションです」って書いていました。

なんかもう違うよなぁと思って会社をアップブレードしようと決意したときに、どう置き換えればよいのか分からないので完全に取っ払って新しい標語にしました。

ただ「ソーシャルメディア」という言葉がもう古いという話をしているとき、その進化形にあたるものが、ソーシャルおじさんの徳本さんが仰っている「ソーシャリアル」なんだろうなと、話を聞いたり活動を拝見していてボンヤリ考えていました。

私は最初これをソーシャルメディアとリアルな場の組み合わせ、ブログを更新してセミナーを開催すること、ネットで人を集めて居酒屋で盛り上がる、つまりネット+フェイスツーフェイスみたいな意味合いで捉えていましたが、最近はどうもそういうことだけではないと感じています。

まだ上手く表現できませんが、ブログでもFacebookでもTwitterでもなんでもよいのですが、ネット上で「素顔のままでいること」が重要と感じている人々が増えていて、そうすることでいろいろなことが上手く行くようになってきているんだと思います。

これは単純に実名がいいとか悪いとかそういう話ではないですよね。ネット上の名前が何であれ、実際に会ったときに、「あ、ネットでお会いしたときと同じだ」と、その人柄が伝わるような媒体上での活動をするべきだということなんだと思います。

もちろん「素顔」といえども「社交媒体」上でのお付き合いですから、程よい距離感、空気感を保ちつつ、ちょっとだけ自分を前に発信してみるようなことなんだと思います。

いまセルフパブリッシングの相談に乗っていますが、このソーシャリアルの視点からのアドバイスが不可欠なように感じています。