ブログとの出会いは、以前も書きましたが、この会社をつくる直前に編プロの社長さんから「ウェブログ」なるものがアメリカで流行っているので、そういう企画どうですか?って言われた2003年ごろです。
それから社長ブログがどんどん出てきて楽天ブログとかLivedoorブログとか花盛りだったころに、天邪鬼なので社長じゃなくて社員ブログを始めました。2005年です。
その後、当時顧問だった河野さんが直前までシックスアパートいらした関係でMovableTypeを使うようになり、それをつかってメディアを作ろうと考え始めました。ただいつの間にかそれも無料のWordpressに乗り換えてて(どこで切り換えたか忘れた)、途中アメブロが盛り上がったときにガイドブックを作った関係で、社長ブログとしてブログを書き始めました。2008年です。
このときにイーモバイルのサポートと揉めた記事を書いたらとんでもないアクセス数になって、最初は盛り上がってたのですが、アメブロでこんな与太話がヒットしたからと喜んでてはダメだと思い、いまのこのブログに切り換えました。2009年4月です。
それから丸6年が経ちました。
社長ブログだけど「昨日のワインが美味しかった」などは書かない方針の直球勝負で書いていたら、思いのほか反応があって、知らない人というよりはリアルに知っている人に読んで貰える効果がデカイことに気付きました。
それでもここまで続けてきたのは振り返ってみればストーリーがあったからこそで、SEIHAで奮闘、苦悩し、大震災のときに行き詰まって大赤字。そこからも苦悩の連続で執念の回復というような物語、にしたかったわけじゃないのですが、結果的にいろいろもだえる記事が反応がよかったので続けてきました(長すぎて読めないけど、なんだか頑張ってるのはわかるよ、というような反応ですね)。
もともとタイトルもkatsukinoboru.jpだし、テーマも「見たり聞いたり考えたことを綴ります」ということなので、個人アーカイブ的な要素しかないわけですが、この記録的要素が途中から会社経営にとても有効な資産になっていることに気付いて、今度は長期プロジェクトを宣言して実行する形式に切り換えると経営実態も変わりました。100日計画とか180日プロジェクトとかがそれです。
よく実現したいことを書くとほんとうに実現する、というようなことをいいますが、まさにそれですね。真剣にダイエット記事を書いてないので、減量が小幅なところで止まっていることからも、それが立派に証明されています。
そして、7年目になる先月、それを期したわけではないのですが、ブログを書き続けるストーリーを見失っている自分に気付きました。正確にいえば事業計画の実行に覚悟が定まっていない自分に。
リアルなところではすでにいろいろな計画を稼働させ、新しい取組に着手し、生活様式も変えてきているのですが、それがまだうまくエントリーに反映できていません。
ということは、これから会社を変え、仕事への取組を変え、生活を変え、自分を変えるためには、ブログをリニューアルすることを決めなければならないということだと考えています。
変えます。
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