企画のお題。まずは実際に見てみないとということで覗かせてもらったのですが、とても興味深いという点で面白かった。

AKIBAカルチャーズ劇場は旧Laoxの建物に。パソコン書編集者だったころ足繁く通ったLaox。最近は秋葉原に出かけても、新しいビルの周りにしか出向かず電気街からはすっかり足が遠のいていたので、近辺の変貌ぶりにまず衝撃を受けました。

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90分で3組のアイドルグループが歌って踊ってゲームして。補正のない”アイドル”の歌声とドギマギでカミカミな司会進行に、見ていて自然と頑張れと思わせるところがミソですね。

地下アイドルの仕組みはよくできていて、どうやってデビュー出来るのか最初に教えて貰った時になるほどと思ったのですが、実際のステージの様子をみて、彼女達は長女と全くの同世代なのですが、最近の子はかなり賢いので、あ〜このおじさん達(っていうのは自分の前後の世代ですが)を手玉に取るのは簡単だろうなと思いました。

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事前に「部活みたいなノリ」と聞いていたとおり、アンダーグラウンドなところはほとんど感じられず最初はちょっと拍子抜けな感じでしたが、カフェと連動したアイドル供給システムやショーや物販などのビジネスの仕組みなど、今回の企画とは別に自分自身のビジネスを考える部分でもとても参考になりました。

あとは、それこそ昔ならテレビや新聞で「ケシカラン」という話題にもなったと思うのですが、最近であればよっぽどのことがあって「炎上」しない限り見つからないわけで、そういう意味では「売れる」の物差しが変わっているのだなと思いました。

ビジネスのサイズの大きい小さいよりも、楽しんでやっているかどうか、作り手側として意識していくのはそこだろうなと。当たり前の話ですね。