100日単位でプロジェクトを進めていると書きました。
現在、昨年のリスタートからの第3段階で54日経過しました。スピード感ある経営を信条にやっていますが、だからといって積み上げるところは手を抜かず、最初に適切に仕事をして、千里の道も一歩からと一見すれば遠回りとも思える段取りを踏んで進めています。
経営とは実行です。
怠けたり先送りしたくなる自分の気持ちを奮い立たせ、いやがる人に頭を下げ、さらに熱く語ってその気にさせ、世の中の不具合を素敵な企画で解決すべく、展開する事業自体の運営のためのヒト・モノ・カネを調達してくる。かつ、もしもの為に穴埋めとなる方策も裏で動かす。
これは素晴らしい良い企画だからとふんぞり返っていては大失敗というのは、先のSEIHA「攻城団」の開発で身にしみました。あれは自分にとって挫折とかそういう美しい思い出ではないです。二度とこんな惨めな思いや、スタッフに残念な気持ちを持たせないと誓いました。そして、個人的にはこさえた大借金をとっとと返すためにも、本気で大ヒットする仕事をやらないとダメなのです。綺麗事は言ってられません。
背負ったものは大きいですが、だからといって後ろ向きに事業を展開する必要は全くない。そんなことは関係ないですね。ということで、新しい仕事を作ることだけに集中します。
今月は、末に電子書籍の新刊リリースがあります。第2弾の編集作業も続け、第3弾の企画を仕込み中です。電子書籍については、もう一段深いところでも事業を検討して協議を始めました。また、スマホアプリについても試験企画が1つ打診されているものがありますので、これを5月に実現へ向けて動きたいと考えています。
次にこれまでの本業である「売れる本作りをトータルにサポートする」をさらに発展させて、本そのものが売れる仕組み自体をプランニングしようと、全国の書店向けのサービスを開発中です。来週から具体的にいくつかの書店さんに向けて提案に動きます。
さらにこれは将来的にSEIHAを再スタートするためにも、メディア事業部として自社メディア運営の実績づくりとして、新しいウェブメディアを1つ立ち上げます。こちらもテーマは本にしました。すでにインターンの学生には作業を始めてもらっています。この100日プロジェクトの締め切りである3月15日をオープン予定として考えています。
私個人としては、売上の補てんとしても、本の企画編集の仕事をやります。上記の新しい事業とともに真っ向から二正面作戦ですが、これはどちらもやってとにかく借金を前倒しで返すその一念ですね。
そして、こういうときにどちらも良い企画を思いつくわけですね。
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