必ず100日で一定の成果を上げること。
このことは自分のオリジナルな考えではなく、迅速な事業遂行を意識している経営者なら、誰しもが頭にいれていることだと思います。外資系企業は四半期ごとに結果を求められるとよく言われていますが(本当のところ知りませんが)、それなりに意味のあることなんじゃないかと思っています。
そして端から見ていると、実際ある程度の規模のことを100日以内に達成すると、それを見ている周囲の人は「早い!」と思うようです。
実はというほどのことではないですが、私に新しいスイッチが入った3.11以降、自分自身でこの100日(およそ3ヶ月)を意識しながらここまでやってきました。
3.11から88日後、事務所の移転
それから102日後、新体制での再スタート
そして今日はそれから80日後、この間に社員一同緊張感を保ち仕事を続けながらも、社員旅行を実施し、先月から開始した定例の全社ミーティングも軌道に乗りつつあり、そろそろ第二弾ロケットに点火してもいい具合になってきていると判断しました。今後は、内外に100日後を宣言しながら進めていこうと考えています。
経営者は経営をしなければならない。
一倉定氏のこの言葉を毎日反芻していますが本当に経営は難しい。しかし一面で経営はとても面白いゲームでもあるとも思って取り組んでます。全力で取り組めばきちんと反応があり、努力の結果でなくたぶんに運に左右され、どちらかというと失敗のほうが多いけれど上手くいったときの楽しさは仲間の多さに比例し、それはまさに成功も失敗もどちらも筆舌に尽くしがたいものがあります。
そしてゲームであるならば、どうせ出る結果は楽しい結果にしたいもの、そうなるように動機付け動いていくように毎日考えて仕込んでいます。
逆に言うと経営者として絶対にやってはいけないこと、それは何かを100日続ければ、つまりひたすら努力すれば楽しい結果が得られると考えることですね。なりません。
何をするかではなく、どうするかどうやるかが問われるのだと思います。
そして今日、今から100日後の2012年3月15日を目指して、着手している電子書籍事業に加えてもう一つのプロジェクトを推進することに決め、今夕はその初回のブレストを実施しました。
これから 100日以内にウェブサイトを1つ立ち上げ一定の成果を上げるように動きます。そのウェブサイトは、さらにその次の100日の仕事の土台となるものになるでしょう。これが達成されたときにデジカルは完全に生まれ変わります。
このブレストの冒頭、一番最初に何をやるかではなく、どうやって進めるかという約束事を決めました。よってあり得ないことと思うかもしれませんが、ウェブサイトの企画は当面未定です(ぼんやりとイメージはありますけどね)。
これは自信をもって断言できますが、はっきりいって来年の営業見込みは真っ暗闇で何も見えません。しかし、何もないなら何かを作ればいい、それこそ自分の自由に始められる絶好の好機、これまでもそう考えていましたが、これまでは勢いだけできましたが、今回は動き方を意識して、100日をさらに意識して駒を進めます。
ちなみに200日後(それは移転してだいたい1年半)は、今の事務所を更新するかどうかのタイミング。このときにもっとよい環境の事務所への移転が検討できるようにもっていきたいと考えています。当然事業が順当に拡大している前提です。
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