事業を100日計画で進めていると書きました。
2011 年 12 月 8 日「事業を迅速に遂行するためには」
3月15日が100日後と書いてましたが、3月17日の誤りでした。
少し早いですが、振り返ってみます。
ご存じの通り電子出版は開始しました。こちらは間もなく第2弾がリリースとなります。次に用意しているというウェブメディアですが、半月遅れの今月末リリース予定です。これは計画的に遅らせました。
この間アプリのリリースと販売を開始し、思いの外売れ行き好調です。また優秀なインターン学生も確保するなど、想定外の成果が上がっています。
それから新しい会社案内を整えました。この半年で随分いろんな仕事をしたものです。
ちなみにホームページもリニューアルしました。これは全部自分でやりました。以前器用貧乏を止めるといいましたが、今は1円でも惜しいので寝ないで作るという選択です。
残念ながら電書やアプリの販売など、超未来に期待する収益事業は、現時点では大きな収益貢献ができません。継続がなにより大事なのでこれからも続けますが、不足する売上を補填するための新しい本のサービスが、メニュー設計と営業開始にとどまっており遅延しています。ここの巻き返しを次の100日計画で一番に遂行します。
次の課題は、私の新しい本の仕事での営業リソース確保のために、この300日見守ってきた部下の投入と収益化です。
昨年来、企画を自分で作るだけでなく、企画がつくれる部下を持とうと決意しています。そこで徳永くんと玉造くんが育つ環境を整え、どんどん仕事を任せていますが、今後手本を示しアドバイスもしつつ、自由に自分の頭で考えさせて、成果を自らの手で上げ自信をつけてもらい、近く彼らにも仕事を補佐する部下を持ってもらおうとの考えています。
そして新たに待遇を改善すると約束し、さらに困難な仕事に立ち向かうため、一層努力して働いて欲しいと本日お願いしました。
徳永くんが入社してちょうど1年になります。入社すぐに地震になって、必死の思いで彼を藤沢にクルマで送り届けたのが、昨日のことのようです。その後、いろいろ予定していた仕事が全部吹き飛びました。居づらいであろうところを常に冷静に応対してくれて、一年様子を見守ってきましたが、仕事も信用できるし人望もあると判断して、メディア事業部の部長代理として私に代わって事業経営の部分を半分肩代わりしてもらうことをお願いしました。ここまで任せるのは以前萩原さんに事業部を任せたとき以来。先々楽しみです。
すでにプロジェクトを任せていますが、メンバーとして玉造くんや石川くんを率いてもらい、最初の2つのミッションを達成し、今後は私と一緒に数字を積み上げていきます。彼には事業経営の経験を積んでいってもらう考えです。対外的にも私の代わりに活動していきますので、その際は皆さんよろしくお願いします。
玉造くんにはこれから拡大する書籍企画制作サービスの部分での拡販に単なるデザイナーではなく、ディレクターとして外部スタッフを活用したチーム運営を任せています。すでに今月は2つ事案が動いていて私の手は完全に離れているのでもう大丈夫でしょう。彼のプロジェクト運営力を高めるため、営業や見積交渉など受託制作会社としての経営ノウハウを直伝中なので今後急速に成長するものと思います。こちらも楽しみです。
また、この100日の間で働き方を見直しました。現在社員には出勤の義務もないし、カフェ手当なる特別手当も支給しているので、最近話題のノマドな働き方は、社員として完璧に実践できる環境にしています。そういった社員個人の満足度とパフォーマンスを向上させた上で、同時に時空を越えたチームワーク力を発揮できる、これからの企画会社のあり方を体現していこうと考えています。
社としては今後も少数精鋭型の高給仕様で進めていく考えで当面社員は増やしません。一人あたり生産高が90万を超えるまでは増員しないと決めていて、これからの100日で今後の会社の収益の柱となる事業に目鼻をつける考えです。この100日で会社としては次のステージに上がる(新しい事業にチャレンジする)準備を整え、増益の方向がみえた段階で一気に増員して事業を拡大します。
次の100日後は6月23日です。今後も最先端を突き進み開拓していきますので、またそのときには違う会社に見えることでしょう。
また9期が終了しますので、今期は新規業態開発を成功させた上で収益を黒字にするべくさらに半期全力で取り組み、その新事業の展開とともに創業10周年に向けてさらに業績を拡大させます。
引き続き楽しみです。
コメントを残す