本日、是非お会いしたいということでご訪問頂いた電子書籍プロジェクトのパートナー企業の方の言葉です。

「読者とコンテンツをつなぐこと。快適な読書空間を作りたい。」

素晴らしいミッションだと思いました。はじめて制作関係者で同志と言える人に出会えました。この出会いには、IQBの第2弾で上梓していただいた刀禰さんの仲介ということもあり、ご縁を感じざるを得ません。

そしてこの言葉は、実戦しているひとでなければ分からない本当のことを伝えていると思います。やっぱり「電子」なんて冠は不要なんです。同様のことは”ソーシャルメディア”という言葉でも最近強く感じます。

実践を繰り返すうちに、いろいろなことが分かってきましたが、さらに先を行きたいと思います。特に編集制作面について劇的なコストダウンが実現できそうです。

「先」に進むというと最先端のテクノロジーやサービスを想像しますが、私の念頭にあるのは、”枯れた技術の水平思考”です。やはり強烈な制約条件のもと、汗水垂らして努力した先にこそ、ほんとうに斬新なアイデアが生まれてくる素地があると再認識しました。