ひとり屯田兵から始めた開墾も、いよいよ開拓といってよいところまで進んできました。
獣道だったところをあぜ道にしてきたわけですが、こんどはそこを舗装するだけでなくバイパス道路を開通させる段階です。現在のところ道路計画には構想段階から携わるものから、具体的な施工期日の見えた計画まで複数あるのですが、浮き足立つことなくここで慎重にと思っています。
施工そのものは事業になるし、拡大の見込も見えているのでそれはそれでよいことですが、果たして大動脈を造ってそこに流れる血流はあるのかないのか。以前のエントリーを読み返して、コンセプトアトラクティブを再確認中です。何度か書きましたが、お手本としているのは近代の鉄道事業会社の経営者です。著名な茶人もいて彼らの人間的な魅力に興味が尽きません。
同時に自分に言い聞かせるために何度も書いておかなければなりませんが、なんとかかんとか前回の開発失敗の借入返済の目処がついたぐらいの身ですから、この先も相当事業収益を頑張らないと屋敷も建てられないし当然茶室も作れない。茶室にこだわっているのは、そこである事業を目論んでいるからなんですね。でもそれが似合うまでには年齢的にもあと10年ぐらいは頑張らないと。何よりお道具がないとね。そう考えると先長いな(笑)
話を戻して、電子出版のロジを作る仕事は、昨日で1つピリオドを打ちました。終わったのではなく次の関門がやってきました。今まではよく分からない原始林というか藪のなかをひたすら開墾していっただけですが、そうこうするうちに広大な原野にぶち当たったような心境です。しかもそこに都市を作りたいから手伝ってくれというような仕事も同時にやってきました。
さてと、どこから手を付けたらいいのかな。とりあえず電子出版という言葉を積極的に使うことを止めるところから再出発です。
コンセプトアトラクティブを知った堺屋太一氏の本を読んだのはもう4年前ですが、激動の30代後半で1回転して振り出しに戻った気がします。
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