例年の振り返りポイントとして。
昨年、舵を切り替えたと書いた方向性で淡々と過ごすことのできた1年。もちろん以前に比べ、なので例によってイベントやアクシデントに事欠きませんでしたが。
普段の靴をスニーカーに切り替えたし、年配の人から仕事をもらうような仕事は止めました。特に”仕事の機会”を頂くイメージの仕事は完全にストップさせ、独自企画で仕事を作ることにしました。これで数年前にそうしようと決めた、社内で企画が湧いて出てくるような体制に近づきました。
近づいたけれども完全に切り替わったわけではありません。この47歳〜48歳の1年を、後に振り返っての明確な転換点にしたいと思ってます。
こう決めると、次へ次へと展開したい気持ちになってしまいますが、大きく伸びるためには屈んで準備する段階も必要。これまではそういった時間を惜しいと感じていたのですが、今回は以前と違って少し気持ちに余裕ができました。
この1年で財務が好転したこともありますが、人材にも恵まれたという点が大きく、なにより短期的に収益を伸ばすことに興味がなくなったためです。人手不足で人材不足のこの時期、新しい事業立ち上げに多くの人に加わってもらい心強い限りで、この好機を逃さずしっかりと人材育成と組織の土台作りをと考えています。
今年は大河ドラマを欠かさず見てますが、当初、戦国の中小企業経営者、真田昌幸に入れ込んで見ていたのですが、ここにきてやはり徳川はすごいなと思ってみています。映像には全く出てきませんが家臣団の構成に参考になる点が多いと感じています。家康はあまり人気がないので資料が少なく読む本がなかったのですが、つい最近ずばり徳川家臣団の新刊を入手して、天啓を得た気分です。
個人的にもすでに企画の槍働きで八面六臂の大活躍より、地味だけど後々大きく展望が開くような盤石で堅牢な組織を作ることに興味が移りました。あとは、さらに楽しく仕事ができるようにと考えています。
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