野球は観るのもやるのもさっぱりですが、すでに4回観ました。
つい先日も、チームの戦力増強会議の参考になるからと幹部に言った手前、自分も見直しておかねばと、ただ深夜なので要点シーンだけにとどめ会議に備えておこうと思いながら、結局会議当日の深夜2時過ぎ、感動とともに5回目の鑑賞を終えました。
ここまで書いて、なんだかこの映画のことを書いた気がするなと思ったら、しっかり5年前に書いていました。
なるほど、そういうふうに感じて観てたのか。
さて、5年後のいまはどう感じているのか簡単にまとめると、当然ながら弱小資本でチームを作っていく視点で大変参考になっています。さらに冒頭のロートルスカウトマンたちとの会議のシーンや、頑としてスターティングメンバーを変えない監督の様子からは、そのまま職人デザイナーの頭の中を観ているようで、これまた参考になります。
今回はまさにそのエースデザイナーがISSHIKIチームのマネジャーとなって、いよいよチームを構築するところにシフトアップしてきたところでの戦力増強会議。映画とは違った方向で紛糾もしましたが、最終的に出てきた提案は、私の想定を超えたものとなっていて大変おもしろかった。つまり真に現場視点での生産性向上につながる戦力増強策が出てきました。
しかし、今回の鑑賞で今までになく心に残ったのは、幹部に観て欲しいと思っていた合理的な経営手法の部分でなく、”野球にはロマンがあるよな”というブラピのセリフでした。
そういえば最近は理に囚われすぎかもしれないな。もう一度「売れる」原点にも立ちかえって、不合理と思える選択も勘ピューターで対応していく時期にきているのかもしれない。
来年は面白くなりそうです。