穏やかじゃないですが、もちろん釣りタイトルです。良い方向で破棄しました。
第13期までの売上の推移は実線です。今期は破線部分で対前年比150%ほどで着地予定です。
カッコつけて言うとV字回復というやつで、V字部分で何があったのかはすべてこのブログに書いてあります。一言でいうと失敗するようにやってそのまま失敗したということです。ほんとうに経営というのは誰も教えてくれないのだなと痛感しました。
そして大きな変化には当然大きな影響もあるので、現在急伸している余波はいろいろとありますが、この傾斜も実は創業期と同じ角度なので、あの時なにがあったのかその後どうなったのかという経験から次々先手を打てていて、そういう意味ではかなり楽しくなってきました。
名実ともに第二創業といった感触です。
今回破棄したという中期計画は2014年末に設定した5カ年計画です。前半2期の目標をほぼ達成したところで、今期末が予め設定していたピポットポイントだったのですが、3年前に見ていた5年後と今からみた2年後はかなり様相が違うことと、目標の目線が低かったという反省から思い切って破棄することにしました。
あとは先日の経営会議で「先生、残念ながら3倍の伸びには及びませんでした」と、未達を前沢先生に報告したところ、「社長、これをほんとうに達成させたら社内が大変なことになってましたよ」というところで目が覚めました。そうだった事業計画を達成するために経営しているわけじゃないなと。
すでに経営理念や事業の基礎構造の部分は整えてきているので、これからは仮に中期事業計画は立てるとしても社員と一緒に事業別に立案することとして、私は長期的な未来像の設定と短期の緻密な計画立案と達成技術の向上を目指したいと考えています。