毎週水曜日は役員ランチミーティングです。今年から始めました。

何を話しているのかというと、終始どうやって売上作っていこうかというような極めて真面目な話です。昨日あのテレビみた?みたいなゆるい話題ができない性分なんですね。

事務所に戻る道すがら「どうやって気分転換してるんですか」と萩原に聞かれて、最近注目しているある方が講演で言っていた、「”気分転換が必要なぐらいストレスで大変だと思うなら経営者なんてやめたらいい”と思っている」と答えたら。掲題の言葉をどこかの社長がテレビで言っていたと教えてくれました。

なるほど。確かにそうですよ。

たまにブログ読んでいる人から、なんでいつもそんなに元気なんですか?と聞かれることがあるんですが、毎日ハイテンションな訳じゃないですよ。見えないところで息抜きはしているし、落ち込んでいるときの度合いはテンションが高い分、反動も大きくてどん底にたたき落とされます。確かに陰ながら励ましてくれたり、癒してくれるひとたちもいてそれで助けられていることも多いのですが。ま、そういった企業秘密は社長ブログにはかけませんな(笑)

それで、日々しんどいなぁとは思うことがあっても(今週なんか特にそうだったけど)、いやだなぁとは思わないので続けられるんでしょうね。続けていると必ず成果が上がるし、上がれば嬉しいしで、やっぱり続けられると。逆に、いやなことはやってはダメなんだと思います。結局上手くいかないと思いますから。

最近の起業本にも、だいたい最初のほうに書いてあると思います。まずはじめに「やりたいこと」ではなく、「やりたくないこと」を書けっていうのが。

ここで大事なことは、いやだと思うことをやらないために、どれだけ考え抜いて工夫できるかだと思っています。そして、それを実行するのは、並大抵の努力ではダメだとも。

私自身、タイムカード押したり、満員電車に乗ったり、残業・休日出勤したり、家計の心配したり、するのが「いや」なので、そうならないようにしているだけだったりしますよ。単純に。

というわけで、それをしないようにするために毎日「しんどい」わけですが、やりたくないことはやってないから、常に前向きにいられるんだろうと思います。

だからといって、みんながみんな経営者になれって話ではないです。資金繰り考えるとか、他人の心配事を抱えるとか、必要のないところで頭を下げるとか、誤解されて陰口叩かれるとか、責任取ったり決断したりとか、それがいやな人もいると思いますから。

単に「いやだからやらない」で終わらないところが大事ですね。