ここ数年進めていた業務のデジタル化と働き方改革対応を、このコロナショックで一気に推し進めることができました。

短期間で全社リモートワークに切り替えたことで疲弊もしましたが、連続性ある事業の変革にはそれなりに苦慮していたので、振り返ってみれば災い転じて福となすです。

さて、感染者数がここ最近増加気味で気になりますが、ここ一週間ほどで蓄積した疲労も解消したので、4月スタート予定だった計画を実行に移すことにしました。

非連続的成長を目指す

制作プロダクション事業(Isshiki)を固定的な土台事業としてしっかりと固め、その上位層に革新的な商品・サービスを据え付けます。

革新的とは、要するに組み合わせの妙だと理解していますが、枯れた技術の水平思考で、これまで獲得してきた技術の組み合わせで、1つの事業を1つの商品とみなし実現します。

ただ、非連続的な成長を目指すので、取り組み方は新たな手法で進めたいと考えています。

組織を作ります

土台となるプロダクション事業は、現在40代後半のマネジャーと30歳前後の複数のスタッフという理想的な年齢構成のチームに仕上がっており、これを秋以降、20代若手を計画的に採用育成して地道にサービスを「深化」させます。

同時に金風舎のオンライン販売機能を強化して出版レーベルという位置づけから、書店流通にも対応する完全な出版社として再構築します。

そして、これらを統合する形で、宿願の企画事業を50前後のベテランと学生アルバイトのチームで立ち上げます。

これまで企画提案や提案営業の類は孤軍奮闘でした。

今回は最初から事業として立ち上げサービス化しますが、社内外スタッフでタスクフォースをいくつか組んで、段階的に取り組むことも初チャレンジです。

率先垂範・有言実行

このような挑戦に取り組むのは、ひとえに零細企業の壁を超えるため。そのためには思い切った取り組みが必要で、実のところ何をしなければならないのかはすでにわかっていました。

わかっていても、先々の消耗や、これまでの手痛い失敗を思うと躊躇して、つまり動きが遅かったり鈍かったりで伸びないという循環。

この現実を打破するには、小心の裏返しの蛮勇ではなく、緻密な計画に裏付けられた圧倒的な行動が必要と、理屈はすべて出揃っているので、宣言して実行実現です。

来週から行動を大幅に変容させます。