こういったタイトルは初めてです。

あえて書いているのは、2年前に始めたリストラ成果が明らかになるためです。

数年前に一度会社を傾けて以来、胸に刻んだ「不調も3年続けば実力」の問われる緊張の下半期。そこにきてこのコロナショック。

4月フルリモートの大混乱で(あぁこれは今期は厳しいかもしれん…)と思っていましたが、執念の超V字回復で期首に設定した目標収益をクリアしました。何年も前からオンライン体制に切り替え、この3年で2回の労基署の是正勧告にも真摯に取り組んできた成果ですね。

さて、期首に設定した課題の振り返りです。


本のデザイン事業の質的拡大 ◎
売上規模を変えずに業務システムとスタッフを入れ替え、事業会社案件も増やしました。

マルチプロダクトな出版事業の構築 ◎
PODも単行本もウェブコンテンツも全部やりました。しかも売れてます。

移転計画立案 ×
リモート対応に切り替えたので、もう増員のための増床移転をする必要がなくなりました。

この連休に、5年前からの振り返りをやりましたが、2017年にコンテンツ東京に出て、「ここに未来はない。オリンピック終わったら大変なことになる」と思って準備していたことが間に合った形です。オリンピックはまだ終わってませんが。

来期事業計画ですが、単年度計画立案は今期で終了します。いちいち決算で記事を書くのもこれで最後にします。

デジカルは、編集プロダクションとしてスタートしましたが、この3年の転換で切り替えたデザイン会社業態を経て、企画製作会社として仕上げていきます。

そして、私が取り組む新事業は新法人で開発し展開する考えです。