先週末、かつての上司からメールがありまして「ありゃりゃ、また何かやらかしちゃったかな」と一瞬ビビりましたが、忘年会があるので出席されたしということ。古巣の上に主要取引先だしということで、昨晩恐る恐る古屋さんと一緒に会場の防衛庁前のホテルへ行ってきました。
行ってみたら片岡社長一同たいへん上機嫌で、この忘年会もどうやら急遽決まったものらしく、かつOBも呼び集めたということでした。
ここ1年ぐらいは経営に集中で技評にも出かける回数が減ってご無沙汰していたのもあったのですが、それでも皆さんにいろいろと声をかけて頂いてずっとしゃべりっぱなし、病み上がりで食欲も無かったのですが、ついに料理を口にするどころかお皿を持つ間もなかったです(ありがたいことです)。
創業40年ということで、私の年齢と同じな会社ですが、社長曰くOBにとって実家のようなものでありたい、だとすればしっかりやっていかないといけないというご挨拶で、これには自分もあと30年ぐらいやったときに同じようなことが言えるだろうかと、新卒社員の採用を始めているので、技評OBとしてだけでなくかなりぐっとくる言葉でした。
と、同時にやっぱり収益を上げていくことの大切さこれに尽きるなとも。社会的な意義だの、やりがいだの、友愛だのいろいろ正論が言われてますけど、やっぱり利益が出ている会社じゃないと何の意味もないし、こうやってOBが集まる忘年会すら開けないです。そういう点ではずっと儲け続けておられる片岡社長に追いつける日があるのだろうかとますます遙か遠くを見つめてしまいました。
そのあと矢田部さんからは「読まれる本を作っていこう」という強い言葉がありまして、社長ももはやITバブルのころのように刷ったら売れるという時代は二度と無いと断言されていたので、これもまたストレートに心に響きました。で、当社もちょうど「売れる本作りをトータルにサポート」と言っていたところの「売れる」を来年からは変えようと思っていたのですが、そのままお言葉を頂き「読まれる本作りをトータルにサポートする」にしようと思います。技評DNAは引き継いでいるつもりなので許されるかなと(笑)
こうやって忘年会に出てブログを書いている間にも、社員のみんなが頑張って各プロジェクトのミーティングが進んでいたようで、報告が上がってきています。来年はさらに不況が深刻化しそうな感じですが、幸先良いスタートが切れそうです。
2件のコメント
2件のピンバック