この1年は激動の年でした。って、毎年それなりに激動なんだけどね。
ブログを読み返しても(今年の頭はまだアメブロだったんだよねぇ)、年初から未曾有の危機に陥り、創業7年目にして初めて、会社が潰れるかもしれない・・・という思いを持ちました。
そこから一念発起して取締役、中堅社員一丸となって奇跡のV字回復で最終的には6期連続の黒字決算を達成、さらにその勢いに乗って秋の大増員、新プロジェクトスタート。来月は半期決算ですが、大増員の余波で折り返しは若干の赤字ですが、年末に向けて進めていたプロジェクトを形にし新たなサービスを複数開始するので、当然7期も最終的には黒字決算の計画です。
一方でこの1年は厳しい状況に応じて、これまでになく厳格な経営を推し進めました(それでも先生から社長は甘いと言われてますが)。そのため残念ながら去っていった社員もいます。大変残念ですが、是非も無しと思っています。
逆に、残って頑張ってくれている社員のためにも、改めて給料をきちんと支払い、昇給できるようにしていくという当たり前の経営者の仕事を愚直に進め、皆がやるべき仕事を明確にし、全員が「こりゃ面白い」というような仕事を増やしていこうと思っています。
新しく加わってくれた社員からは、この3ヶ月が1年ぐらいの濃密さだという感想ももらいましたが、この先もさらに厳格にやっていく決意は少しも揺らいでいなので、さらに濃密な時間が増えていくと思います(笑)これ、不況だから、時代だからということでなく、世に新しいサービスを問うていくということで極めて当たり前のことだと思っています。このため、すでに向こう1年は新しいことをしなくとも安泰な素地はあったのですが、さらに年末にかけて資金調達を万全に行いました(夕方には懸案の助成金申請が最終段階に進めますという連絡も)。
今日は仕事納めで先ほどまで納会をしていましたが、そこでみんなの来年に向けた力強い決意を聞きました。素晴らしいなぁと思いながらも、もしかすると、これまで率先していろいろと挑戦しているとはいっても、実のところ本当は半歩も足を踏み出していなかったかもしれない、年初に危機的なことを迎えたのも、実はこの自分自身の弱気な取り組みがそういった結果に繫がっていたのかもしれないと感じました。それほどにみんなの来年の抱負には心強いものを感じましたし、こういう会社を経営できることを率直に感謝したいと思いました。
そういった諸々の思いを込めて、来年は本格ベンチャー1年目という年にしたいと考えています。
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