お伝えし損ねていましたが、最初のiPad会合では参加された方々のブログです。わずか10日ばかり前のことですが随分昔のことのように思えます。あまりのはしゃぎようで醜態をさらしていますので見たらすぐ忘れてください。
女性誌編集者がiPadを触って思ったこと。| 池田美樹のLOVE CITY WALK
iPadの可能性について議論してみた。 | ニュータイプになろう!
さすがプロが撮る写真は違いますね。デジカメはコンデジしか持ってない上に、最近はiPhoneのボケボケ写真なので、本気でデジタル一眼を使ってみようと思っています。というのもこれはTIME誌のデモを見たときにマガジンハウスの池田さんが仰っていたことなのですが、iPadの静的なコンテンツで重要性を増すのは写真だと思ったためです。
とにかく最初にiPadを見たときの衝撃が大きかったのは間違いありません。
何が衝撃かって本の仕事が無くなる!と思ったためです。あのときは真剣に会社が立ちゆかなくなると思いました。いまはちょっと気を取り直して、売れる読まれる紙の本の価値を高めるデザイン、もしくはコンテンツが集まる仕組み作りという点においてウェブサービスを開発、提供しようと思い直していますが。
そんなこんなで私のiPad祭りも昨晩でひとまず終了です。シゴタノ!の大橋さんにお誘いいただいて、佐々木さんらとご一緒させて頂いたのですが、この間、iPadを挟んで多くの方々の知見に直に触れることができたことは本当にありがたいことだと思いました。
7年前、技評を辞めるときに、ネットを使った出版を実現したいと大言壮語してここまでやってきて(まだ全然できてませんが)、今まさにそれが実現できるかもしれないという現場に出くわして、こうやってあちこちの議論にお誘いいただきチャレンジ続けることができていることに感謝しなければと思いました。お声がけくださった方々にはこの場を借りて改めて御礼申し上げます。
それにしても、ちょっと大げさかもしれませんが、参加させて頂いて思うのは、そこここでコンテンツについて、今後はどうあるべきか議論が深く静かに熱く進んでいて、出版に関して言えば幕末の尊皇攘夷か開国か、かくあらんみたいな感じですが、いよいよ開国で意見が統一されたなという実感です(笑)
ただし、現実的なことで言えば、やはり絶対的なユーザー数を考えるとiPhoneですらまだまだこれからですし、実践例は作っていかないといけないと思いつつも、舞い上がってそこだけに集中してはいけないなと冷静な距離感を保とうと考えています。ということで、まだまだ発売前ですが、この先どういうようにこの魅力的なツールと接していけばいいのかそれが掴めただけでも大きな収穫でした。
ところで、昨晩の会合ではネットに繫がったiPadと純正カバー&キーボードを見せて頂いたのですが、それで思ったことがいくつか。
まずは、あー、これでもうWindowsの格安ノートがいらないなと。いま私自身は、いわゆる母艦がMacBookProで、自宅にも事務所にもデスクトップPCはすでにないのですが、たまに出かけるときに使っているAcerの超軽量ミニノートが、このiPad+キーボードで不要となるのは間違いありません。
もう1つは、これがiPadの本当の魅力なんじゃないかと思えることですが、1つの画面を共有して話し合うことができるということです。書類を机の上に置いて議論するように、ネットや動画を机の上に置いて議論をするという行動そのものが新しいなと。これ、みんなが手元に持って会議をしたらどうなるのか、そういうところにも興味を持ちました。とくにGoogleMapに関しては、いろいろな発想というか、これを起点にいろいろなことができそうだなと思いました。
最後に、席上、こういう時代に20代、30代で出会えて良かったという話になっていましたが、本当にそうです。そう思います。
え?お前は確か40になっただろ?いやいや、27のころには35と言われてたのが、40になった今は、逆に38とか39とか言われるので、たぶんどこかで折り返しました。これからどんどん若返ると思います(笑)
ということで、頑張りたいと思います。
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