予定通り、二泊三日で5社回ってきました。
二日目の昨日は、お昼からご馳走をいただいて時間が押してしまい、さらに午後からは大連では珍しいという大雨で大渋滞。タクシーが全然捕まらないという事態に陥りましたが、通訳の趙さんのおかげで、1時間遅れで全部回ることができました。ラッシュ時のタクシー争奪戦に日本人は絶対に参戦できませんね。
昨日は、夜も会食の後、マッサージのお店を紹介してもらってホテルにもどったのは深夜でしたが、今日は飛行機が8時だったので、6時には出発して、でいま事務所について、大西くん、玉造くんも仕事をしています。
それぐらいハードにやっても当然だ、というぐらいに我々には強烈なハイオクタン価のガソリンが注入された状態です。
一方、そういった無茶な働き方がいかに世界標準でないか、ということも、昨晩の遅くまで三人でディスカッションしわかりました。生産性の高い働き方とはどういうものか?日頃自分たちが日本で見聞きしている世界の狭さを実感した3日間でした。今日はノー残業デー。我々もきちんと仕事を終えて帰りたいと思います。
今回の大きな収穫は、BPO取引について具体的に作業環境や、経営者やチームメンバーの考え方などを伺うことができたこと、また、すでに取引を開始している2社の社長さんとはお食事を一緒にできて、中国で働くこと、生きることなどを納得いくまで掘り下げて話しを聞くことができたことの2つです。
特に後者について深く意見交換ができたことがとても大きな収穫でした。その際、実感したことですが、皆さん日本語が上手でしたが、やはり専属で通訳を用意できたことがとても良かったと思います。やはり仕事に集中するためには不得手な部分は得意な人に助けてもらうべきですね。
その上、自分の中国語の先生が通訳というのは本当に贅沢な環境でした。これまでも何度か海外に行ったことはありますが、ビジネスで行ってみて、仕事観や人生観を垣間見ることができて、これまでの旅行がいかに皮相的なものだったのか認識を新たにしました。
出発前は、このブログにも詳細な報告をまとめてみようと思いましたが、昨晩語っていて、それは止めることにしました。私が得ることが出来た出張の成果は、私と直接会って話しができる人、それも信頼出来る人にだけ、語ろうと思っています。一つ言えることは、それほどに「信頼」とか「信用」について、真正面から考えさせる出来事がたくさんあったということです。中国人が、とか、日本人が、とかいう論調のいかに底の浅いことか。また、同じ人間だからという議論のいかにいい加減なことか。
会社としても期末の忙しい時期に事務所を開けてしまいました。残っていた社員には大変申し訳なかったですが、大きな収穫を得て、更に事業を発展させるためのきっかけをつかんで帰ってきたので許してください。
あと、細かなことですが。
1.iPhoneの世界ケータイの切り替えは出国前に。
2.海外パケホーダイはいい(今日からサービス開始だったみたい)
3.パソコン・ネットは普通に使えた(今回はacerを持って行った)。
4.ツイッターが使えなかった(このほか、いつも見ているサイトの表示ができなかったものがあった)。
新規の3社では写真を撮る暇がなかったのが残念でした。
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大連出張 |
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