SEIHAプロジェクト公式ブログに書きました。
間もなく11月26日がやってきます。 | SEIHAプロジェクト公式ブログ
社長の香月です。
昨年の11月26日。ちょうど当社のデザイン部門の社員をつれてデジハリさんに企画していただいたウェブデザインの研修を渋谷の教室でやっている最中でした。
「アイデアです。」というタイトルで河野さんから1通のメールをいただきました。
それがこのSEIHAプロジェクト「攻城団」のスタートでした。河野さんからメールをいただいた直後に、そのアイデアを当社で実現させますと約束し、すぐさまメールのやりとりで、大西・玉造のチームを結成することまでその日のうちに決めてしまいました。いま読み返してみましたが、本当に昨日のことのようです。
1年は本当に早い。そして、まだそれを実現できていないことを本当に心苦しく思います。
しかし、短いと感じるこの1年。いろいろありました。若き二人に任せていた進捗が完全に行き詰まり、開発が予定通りに進んでいなかったことが突然発覚したり、そのため中国に行って開発会社と直談判したり、直後に徹夜続きで準備して名古屋に行ってジオメディアサミットのプレゼンで盛り上がって大きな可能性を感じたり、度重なるオープンの延期・・・。この他お城巡りに行ったり、社員総出でチェックをしたり、激しく喧嘩したり、はたまた一言も口をきかなかったり・・・。まだここには書けませんが、本当に泣き笑いの耐えない現場でした。
しかし、いよいよここにきて、いま現場は極めて静かに作業を進めています。残りタスクも全部出し切りました。先週今週の進捗が少ないですが、大西はこれを突破すると言っているので今度は大丈夫でしょう。
1年前はウェブデザインがなんたるものかというような研修をやっていた会社が、いまやメディア事業部として企画提案をいくつか依頼いただくところまでやってきました。そして真打ちSEIHAプロジェクトの第1弾リリースも目前です。
私自身はこれまでとは考えを少し改めて、このリリースを淡々と通過していこうと思っています。それというのも、その先に待っているSEIHA事業の可能性の大きさを考えるに、まだまだ準備が足りない部分があることがわかったためです。リリースした後も、いやリリース後のほうがより一層サービス充実のための努力を惜しまない、浮かれないで地に足のついた業務を続けられるようにしたいと考えています。
2009年11月26日。河野さんの1通のメールに即答してまもなく1年。私自身の中でもこれは今後重要なマイルストーンになるだろうと思っています。いや、なるようにするためにも具体的な発表を近いうちに行いたいと考えています。
会社としてだけでなく、個人的にもこの1年は本当に苦しい1年でした。苦しい1年だったけれども、新しく会った人の数(単に名刺交換したとかではなく)もこれまでの記録を大幅に更新しました。また、出版業界じゃない人のほうが多かったです。2009年11月26日。今後振り返ったらああここがターニングポイントだなといえる日になりそうです。
攻城団。もう間もなくです。
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