今年の夏に大連に行ってから、通訳してもらった趙さんにずっと個人レッスンしてもらってます。毎週90分。すでに教科書も半分終わりました。この目的は明確で一人で大陸に行って商談できるようになること。もちろん実際に微妙な話をする場合は、趙さんに通訳を頼めばよいので徹底的にやる必要はないんだけどね。彼女は韓国語もネイティブレベルなので、私自身の東アジアのビジネス対策は万全です。
いま私は超ドメスティックな仕事をしてますけど数年後はわかりませんよ。そう思ってます。英語を公用語とする会社を揶揄するような報道がありますが、私も全国民が外国語を話す必要はないと思いますけど、外資をハゲタカと思っている愚かさは、外国語を恐れるがあまりに目が曇っていることに原因があると思います。といって、英語英語言っているのもどうかと思います。いくら英語の発音がよくたって、そもそも日本語で何かを論じることができない人にはビジネスなんか無理ですよ。だいたい自国の文化だって知らないだろうし。この点、いまお茶習っているのも相対的に軸を作るためで、どれもこれも深謀遠慮ってやつです。ええ。
その外国語はともかくとして、日頃から勉強をしない人とは一緒に仕事はできない。これだけは明確に言えますね。いまデジカルでやろうとしていることは、そういう種類の仕事だと思っています。社員それぞれ全く異なる仕事をやっていますが、みなその現場で勉強に次ぐ勉強だと思います。社長としては、自分よりも優れた人と仕事をしなければならないと思っているのですが、この勉強するかどうかの一点で、一緒にやれるかどうかが決まると思っています。私よりもその現場について勉強しない人は一緒にやっていっても会社が上手くいくとは思えません。
さて、外国語の勉強ですけど、これまで教わってきた方法で一番の方法は、実際に真似ることですね。数年前ちょっとだけ英語の自習をしているときに語学の達人に教わった方法は、様々な表現がリストになっている本をCDで聞いて、その発音通りに声に出し、声に出したら今度はそれをノートに書き、そういう練習をひたすら続けるというものです。これ結局続かなかったんですが(やっぱ自習はダメだ)、その時にある程度集中してやったおかげで、アメリカの映画とか見ていると、たまに言っていることがふと明瞭にわかるんですよね。あっ!て思いました。スラスラしゃべれないけど、随分と聴きとれるようになりました。
そういう経験があったので、今回も最初の発音のところを徹底的に反復して練習してもらいました。やっぱ発音難しいんですよ中国語。それでも半年ずっと同じことやってたらわかることもあるもので、今その最初あっ!て思うポイントを通過したところです。
ゼロからスタート中国語―だれにでもわかる文法と発音の基本ルール (文法編) | |
郭 海燕 王 丹
Jリサーチ出版 2005-01 |
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