実は年末から害虫退治に集中していました。それはどんな害虫かというと、弱虫、泣き虫、いじけ虫です。この害虫がはびこると職場の空気が一気に暗く落ち込むので要注意です。
何が始末が悪いって、ちょっと油断すると自分にも寄生してきて、最初全くそれに気づかないってことですね。先月インフルエンザにかかったときがピークだったと思います。寄生されて弱っていると着実に免疫力も低下しますから。
「どうせ僕は・・・」「もういいですよ・・・」「もうだめかもしれません・・・」。この弱気でいじけた発言(しなくても滲み出てくるその思念)ってのが、どれだけ人を消耗させるのかと。これ下手に励ましたり応援したりしていると、まったく暖簾に腕押し糠に釘なので、消耗してしまってミイラ取りがミイラになります。
害虫っていっていますが、これって心に巣くう寄生虫なので、根絶できるとその人はまさに人が変わったように生まれ変わりますね。まだ、これだという退治方法を習得していないのですが、なんとなくこうやればみたいなことがわかってきました。少なくとも、こういう害虫には絶対負けないゾ、という毅然とした姿勢がリーダーには必要なんだろうと思います。
そういうチマチマした駆除作業を進めつつ、例の強いチームを作ると決意している件、駒を進めているわけですが、あとは勝ちにいくと全員が心合わせ試合結果を出すだけになりました。
ここがまだ完成していません。会社を黒字にしないとゲームとしては「負け」。この点、まだ少し自分から負け癖が抜けてない気がするので早急に気持ちを切り替えているところです。
今読んでる羽生さんの本にも書いてありましたが、「不調も三年続けば実力」ということ。自分がこれは本格的にマズイことになったと最初に認識したのは一昨年の2月。それからなんとかしようと考え動き始めたのが一昨年の8月。ということは残り1年半ですね。気合い入れてやっていきたいと思います。
あ、気をつけないとならないことは「不調」と「実力不足」を混同してはならないということのようです。実力、つまり腕を上げるためにも日々の研究・作業で絶え間なく努力を続ける必要があります。一方「不調」というのは、正しい取り組みをしていて結果が出るまでのタイムラグのことを言うということで、なるほど、そう思えば恐れることもないなと思いました。
やっていることが正しく、方向も正しいならば、自ずと結果は出てくるはず。いまメディアと企画編集の部分で結果がでてない理由を、方向性の確認と、日々の作業内容の精査で確認していこうと思います。まだまだ実力不足の部分も否定できませんから。
いずれにしても、諦めずに先に進めることが大事なようです。
結果を出し続けるために (ツキ、プレッシャー、ミスを味方にする法則) | |
羽生 善治
日本実業出版社 2010-11-26 |
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