猛烈にビジョンを語らねばと考えているんだけれども、これが非常に難しい。熱い思いはあっても、それを伝える術がなかったら何の意味もない。
そんなことをこのマンガが教えてくれましたよ。
極道めし 1 (1) (アクションコミックス) | |
土山 しげる
おすすめ平均 |
同房の囚人がおせち料理をかけ、いままでに食べた旨いものの思い出話を競うという、そのシチュエーションだけで十分に面白いんだけど、美味しそうに語る場面ばかりでなく、全然カスリもしないやつや、話しているうちにまずいものの話になってしまうやつとか、梅干し!と叫んで唾液を出させるだけは反則だとか、読んでいるうちに、自分の語ってることってこのダメなほうじゃないか?と気づいてしまいました。
自分の食べたものをいかにうまそうに語るのかって想像以上に難しい話。何しろ自分がどんなに旨かったと思ったとしても、相手がそれを食べてなかったら全く伝わらないんだから。
ましてや事業の魅力を伝えるなんて、熱い思いだけでなんとかなるなんてどんだけ甘いかって話ですね。体験のない人間にもヨーシ、ガンバルゾーと思わせることができるかどうか。
ここはよく指導されている大事なところなんだけど、バカにも伝わるようにってこういうことかと。伝えられないお前がバカだとよく分かりました。
あ、マンガのほうはこんな難しいこと考えずに純粋に面白いですよ。
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