今後、事務所の移転後のデジカルをどのようにしていくのか、その大まかな道筋はこのGWで決めました。

新しい事務所については先週から内見をどんどん進めていますが、今は当初考えていたよりも、さらに坪数を絞って物件をあげてもらっています。@hagigenとも話をしながら、基本的に今度の事務所には何もモノを置かない方向で、机もフリーアドレスを検討しています。

私自身も事務所にいる時間よりも、商談や思索の時間を含め外にいる時間のほうが長いので、今の小さな机で十分だし(部屋は無駄に広いが・・・)、鞄1つに入る道具ですべてを賄っていますが、今後考えている会社の方向性を考えると、現時点で事務所に余裕のある広さは一切不要で、その代わりに移動しやすいように交通の便を意識したロケーションと、あとはしっかりしたウェブサイトを作って、そちらをしっかり維持していこうと考えています。

本日は、事務所探しと共に平行して進めていた、社員の今後のことについて個別に面談して説明を行いました。新しい道を探ってもらうことになるのは申し訳ない限りですが、それでも可能な限り手は尽くそうと、弁護士やハローワークに相談をして、これが最善であろうという段取りを整えました。

発端は、私自身の見通しの甘さに起因することですし、声を大きくして言えることではないですから、相談して教えてもらった手続きの詳細については書きません。ただ面談した人には、当然完全に納得ではないと思いますが、理解はして貰えましたので次に進みたいと思います。

この一連の経緯は、増員しか頭になかった自分には考えもしなかった事態ですが、何人かと話をして、改めて従来型の下請業務で一定以上の業績を伸ばすのは至難の業というか、震災後の今はもはや不可能であろうと結論づけています。

これまで縮小ばかり強調してきましたが、時節に適した形にするという方向はそのままに、単純な縮小ではなく、創業時の理念に立ち戻った進むべきところへ力を集約していくつもりです。

ただ、いろいろな人に関わる問題ですし、私自身も、今すぐ気持ちを切り替えて、よし次いこう!という感じではありません。もう少し気持ちを整えて、次の展開の準備をする時間は必要なようです。

幸いなことにかつて仕事をご一緒させていただいた方々、それに河野さんを介してツイッター上などで知り合うことができた方々などと、今週以降、会食の機会を頂いているので、皆様のお言葉に甘えつつ、また次の展開を相談しつつ準備を進めていこうと考えています。

ひとまず本日、一つ駒は進めました。