なぜ事務所が新宿二丁目なのか。
「あの二丁目ですか」と、今でもたまに言われますが、その二丁目です。
引っ越した事務所はまさにその入り口ですね。昼間はどうってことないですが、さすがに夜、突然路地の脇から、そういう”女性”が出てきて出くわすとびっくりします。最初、わっ、すごいケバい女だなと思っているから、二度びっくりするわけなんですけど(笑)
確かに、昔「あなたは二丁目でモテるわよ」とも言われました。でも、だから二丁目にしているわけじゃないです。本当は、もっと新宿三丁目側に事務所を借りたいんです。これはずっと昔からそう思ってて、今回も随分粘ったのですが、ちょうどいい物件がなかなかなくって。
なぜそうしたいのか。
・通勤や移動が便利
自宅から新宿駅も三丁目駅も一本です。最近は副都心線ができたので、移動はさらに便利になったように思いますね。とにかく、どこへでもすぐにいける印象があります。
・人多すぎ
オシャレな街じゃなくて気軽でよいということもありますが、なにより人が多すぎて逆に人が気にならないのがいいんだと最近は思ってます。中途半端に多いとストレスですが、南口の週末の夜のように、笑えるほど人が多いともう人間麻痺するんだと思います。
・食事や買い物に困らない
お昼も攻略し尽くせないほどの飲食店ですが(散々迷って結局いつもの所に行くパターン)。夜、ちょっと食事でもというときも困らないのが嬉しいです。また、伊勢丹の地下とか、手土産を買うのに最高なお店があるのも有り難いです。
でも、一番の理由は、大型書店が近くにあるということですね。歩いていける範囲に紀伊国屋が二店舗とジュンク堂があります。とくに、紀伊国屋とジュンク堂はお昼新宿にいるときは、毎回ハシゴしてます。
もちろん本好きだし、そういった仕事もしていますから、それで書店にはいくわけですけど、どちらも店舗も見てまわるだけで面白いし、それぞれ役に立つんですよね。
あとは、すぐ近くのあおい書店に行くと妙にホッとして立ち読みしてたりするので、やっぱりいろんな本屋さんがあるのが自分には面白いんだなと思います。
実際、書店店頭の定点観測は、単に本の売れ行きだけでなく、本当にいろいろなことを得られます。割と声なき声を聴けたりしますね。
というようなことをもうちょっと突き詰めて考えたら、どういう場所を作れば良いのか分かるような気がします。今作ろうとしている場のことです。
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